インターンが考えた企画に参加・・・
なんだか、インターンが考えたこんな企画に参加することになった。
「もしレアジョブ社員にイタいセリフを言わせてみたら…」
http://rarejobnavi.com/archives/1898
で、出来た写真がこれ。
タイトル:「ガリ勉中村君」
似合っているというコメントをいくつかもらいましたが・・・
なんだか、インターンが考えたこんな企画に参加することになった。
http://rarejobnavi.com/archives/1898
で、出来た写真がこれ。
タイトル:「ガリ勉中村君」
似合っているというコメントをいくつかもらいましたが・・・
マニラのアラバン(Alabang)に、大勝軒系のおいしいラーメン屋がオープンしたという噂を入手した。優勝軒というらしい、アラバンのMOLITOというところにあるらしい、これしか情報がネットでは得られなかったが、早速行かなくては!!ということで週末にはるばるアラバンまで行ってきた。通常ならケソンから1時間半くらいかかるところを奇跡的にEDSAが空いていたので、マカティまで10分、アラバンまで約30分で着いた。早い。13時頃に着いた。
MOLITOのどこら辺にあるのかなと歩いていると、あった。ラーメン屋の名前は 優勝軒 英語だと YUSHOKEN。日本食レストランomakase の隣に、こんな感じであった。
早速お店に入ってラーメン!と思ったら、店に入るなり、 こんなことを言われた。
“Sorry, soup is out. We cannot serve ramen. You can come back for dinner. Our dinner time starts at 5:30pm.”
えっと、まじっすか?!はるばる高速乗ってアラバンまでラーメンを食べにきてスープ切れ、、、、13時なのに、、、茫然となる。店の入口に貼られていた張り紙には確かにこんなことが書いてあった。この情報を知っていればもっと早く来たのに。。。
Ramen Yushoken will be fully operational by January 2013. Meanwhile we can accept customers on a limited basis for lunch and dinner. That means we can only serve a limited number of bowls per day and on a first-come-first-served basis. We cannot accept reservations. No take-out and no-delivery. CASH ONLY PAYMENTS.
Our schedule for December is as follows:
- Lunch 11:00am – 2:30pm
- Dinner 5:30pm – 10:00pm
- Closed on Mondays
We apologize for the inconvenience. Thank you for your understanding!
とりあえず、MOLITO にある別の洒落たカフェ、Le petit Cheri にいるとあっという間に4時間が経ち、17:30になった。いざ、リベンジ!!
17:30過ぎに行くとすでに何人か先客がおり、 知っている人も来ていた。お店の中はこんな感じで落ち着いたラーメン屋。日本人が厨房にいて、「いらっしゃいませ!」という掛け声には気合いが入っていて、厨房ではフィリピン人スタッフに色々と教えていた。これは味に期待が出来そう。
頼んだのは、一番人気メニューと思われる、とんこつしょうゆラーメン!オーダーからほどなくしてラーメン登場。見るからにおいしそう、期待が高まる。
スープからいただく。うん、おいしい!!日本のおいしいとんこつしょうゆラーメンの味と変わらない。麺も適切な固さになっているし、具も多すぎず少なすぎず適量。マニラにある普通のラーメン屋のとんこつラーメンとはレベルがまるで違う。出てくるまでの時間やその他のサービスレベルも問題なし。マカティの三ツ矢堂製麺のつけ麺もおいしいが、優勝軒のとんこつラーメンもおいしく、サービスレベルはアラバンの優勝軒のほうが高かった。
ちなみに値段はとんこつしょうゆラーメンで350peso(約700円)、これにサービスチャージがのっかり、381.25 peso(約763円)。日本のラーメンと変わらない値段ではあるが、とてもおいしい。また食べたくなる味。富裕層向けとしてアラバンの新規開発地区に店を構えたのかもしれないが、フィリピン人の客も多く、他の場所でもかなりいけると思う。ぜひ、アラバンを足がかりにして、ケソンにも進出してきてほしい。
日本のおいしいラーメン屋を営む皆様、マニラにはチャンスがいっぱい落ちていると思うので、ぜひ進出を!
ラーメン屋が続々とマニラに増えているが、街中に存在する日本食料理店のラーメンはどんな味がするのか、いくつか試してきた。オフィスから徒歩10分くらいのところに2軒試してみたくなるレストランがあったので行ってみた。
一つ目は、御縁(Go-En)という日本食料理店。フィリピン滞在の日本人向け情報誌Primerにも宣伝が載っていた。さてさて、どんなところか。店はEsguerra Avenue沿いにあり、Moon Leafなどの店が集まったビルの1階にある。
メニューはラーメン、つけ麺とお好み焼き、ハンバーグ、鳥の照り焼きとか。値段はちょっと高め。ハンバーグが310peso(620円)でラーメンは350peso(約700円)、つけ麺が420peso(約840円)。ハンバーグ、定食と書かれていないのは気になったが、案の定、ハンバーグと野菜のみでご飯は付いていない。ただし、冷たいお茶はついていた。味のほうは、、、普通。Arafu cafe のハンバーグ定食と比べるとハンバーグの質はかなり劣る。つけ麺も試してみたが、、、普通。
続いて、御縁から徒歩数分のところにある春日ラーメン。タクシーに乗ってて気付いて、行ってみるかと思ったお店。
とんこつラーメンに餃子がついて250peso(約500円)、餃子がつかないと20 pesoくらい安かったはず。あんまり差がないので、餃子付きをオーダー。さてお味は、、、普通。とんこつの味はするけど、普通。いまいちねぎがラーメンにあっていない。餃子のほうも、普通。うーん、やはり普通の日本食料理店は普通の味になってしまうのかな。もっと本物の味を同程度の値段で出せる店が日本から進出してきて欲しい。
とんこつラーメン、餃子付き(250peso = 約500円)
日本では、忘年会で1年を締めくくるが、フィリピンではクリスマスパーティーで1年を締めくくる。フィリピンの人達のクリスマスにかける情熱はすごく、英語の月で、-berがつく月、すなわち September, October, November, December がクリスマスシーズンだ。9月からもうクリスマスシーズンだね、となる。そんな感じなので、街中は12月ともなるとクリスマス一色で、飾り付け、ライトアップ、ツリーがいたるところで見られるようになる。クリスマスはプレゼント交換などでもお金を使うので、13 month payment という1か月分のボーナスのようなものを12月に出すことが法律で義務付けられているほどだ。12月はいつもの倍もらえて、プレゼント買えますね、ということ。
フィリピンオフィスもクリスマスムード一色。ツリーが飾られるだけでなく、クリスマスパーティーのために様々な準備が精力的に行われる。コンテスト形式で今回は行われた。一つ目は、各部署毎に自分たちのスペースを飾り付けして、それを競い合うもの。
二つ目は部署横断のチームを7つ作り、ミュージックビデオをそれぞれ作成して、競い合うもの。これらのレベルがなかなかに高い。オフィスの飾り付けは上のような感じで、残った紙コップなどリサイクル品で作られている。ミュージックビデオは結婚式に出てくるようなクオリティのものを各チームが作ってきていた。何日かかったのだろうか。それにしても発想の豊かさはすごいな、といつもながら驚かされる。
クリスマスパーティーは朝10時から開始され、コンテストの順位発表や、raffle (くじ)や、ダンスなどなど、色々なことが行われて時間が過ぎていく。また、当日はヘッドピースを付けてくる!というのが一つのテーマになっていたので、色んな格好をしてきている人がいた。マスクをしている人から、手作りの王冠のようなものまで。パーティーにかける意気込みは本当にすごい。ちなみに、クリスマスパーティーに協力スポンサー(オフィスビルの会社やインターネットプロバイダなど)をつけて、抽選のプレゼント原資としていたのが凄い。
自分たちのところだけが特徴的なのかというと、そういうことはなく、フィリピン企業は程度の差こそあれ、大体こんな感じのようだ。何にでも全力で楽しんで取り組めるってすごいことだ。
11月4日に受験したTOEIC SW の結果が返ってきた。まだまだ TOEIC SW の認知度は低いかもしれないが、英語力を評価するにあたり、読めて聞けるだけでなく、話せて書けるかかどうかも評価する必要がある。従来のTOEIC は LR でListening & Readingを評価していたもの、この SW は Speaking & Writing を評価するもの。スピーキング200点、ライティング200点の400点満点で、10点刻みの得点となる。会場にてPCに向かって打ちこんだり話したりする形式で約80分で終わる。総合的な英語力のためには、この両者をトレーニングしていく必要がある。だから、TOEICは990点満点ではなく、1390点満点(LR 990点、SW 400点)ととらえるのがよい。
TOEIC SW の結果シートに、色々な情報が載っていたので、ここで共有したいと思う。まず、今回の受験者総数は373人。ちょっと少ないですね。これからスピーキングの重要性を広めていかないといけないと感じる。続いて、最高点と平均点。スピーキングは満点の人がいるものの、ライティングは満点の人がいなかったよう。多くの人がいるにも関わらず満点がいないということは、かなり厳しく採点しているのではないかと予想できる。平均点はスピーキング123.9点、ライティング137.9点で合計261.8点。自分の点数は2回ともスピーキングのほうが高かったので、スピーキングの方が全般的に得点出やすいのかなと思ってただけに、ライティングのほうが平均点高いのは意外だった。やはり、日頃からの英語を話す量に大きく依存している結果なのかもしれない。日本人がもっともっと話す量を増やせば、この点数は逆転するだろう。
総合結果
Speaking | Writing | |
最高スコア | 200 | 190 |
最低スコア | 10 | 20 |
平均スコア | 123.9 | 137.9 |
標準偏差 | 29.5 | 26.7 |
スコア分布 (スピーキングテスト)
スピーキングスコア | Proficiency Level | 人数 | % |
190 – 200 | 8 | 8 | 2.1 |
160 – 180 | 7 | 34 | 9.1 |
130 – 150 | 6 | 158 | 42.4 |
110 – 120 | 5 | 89 | 23.9 |
80 – 100 | 4 | 62 | 16.6 |
60 – 70 | 3 | 15 | 4.0 |
40 – 50 | 2 | 4 | 1.1 |
0 – 30 | 1 | 3 | 0.8 |
スコア分布 (ライティングテスト)
ライティングスコア | Proficiency Level | 人数 | % |
200 | 9 | 0 | 0 |
170 – 190 | 8 | 34 | 9.1 |
140 – 160 | 7 | 196 | 52.6 |
110 – 130 | 6 | 104 | 27.9 |
90 – 100 | 5 | 25 | 6.7 |
70 – 80 | 4 | 7 | 1.9 |
50 – 60 | 3 | 4 | 1.1 |
40 | 2 | 2 | 0.5 |
0 – 30 | 1 | 1 | 0.3 |
スピーキングには、Pronunciation Level (発音レベル)と Intonation and Stress Level (イントネーションとアクセントレベル)というものがある。この分布も合わせて記載されている。ランクは3段階で3: High, 2: Medium, 1: Low で表わされる。
Pronunciation Level | 人数 | % |
3 : HIGH | 81 | 21.7 |
2 : MEDIUM | 267 | 71.6 |
1 : LOW | 25 | 6.7 |
Intonation and Stress Level | 人数 | % |
3 : HIGH | 84 | 22.5 |
2 : MEDIUM | 274 | 73.5 |
1 : LOW | 15 | 4.0 |
自分自身の点数は、スピーキング180点、ライティング160点、Pronunciation : High, Intonation and Stress Level : High という結果だった。先日受けたLR はListening 495点、Writing 480点だったので、合計1315点。今後はLRだけではなく、SWの点数も問われる時代になるはず。韓国では既にそのようになっている。遅れて日本もそれに続いていくだろう。ぜひ TOEIC SW を受けてみよう!
本日、レアジョブ初のスピーチコンテストを開催しました。スピーチコンテストを行えば、英語を学習する上での大きな目標にもなるし、練習によってより語学力も向上する。また、皆に自分の想いを伝えるという言葉が本来持つ役割をしっかりと実感することが出来る。そんな想いで企画したスピーチコンテスト、ちょっとハードルは高いのでは、という思いはどこへやら、100名以上の応募があった。そんな100名以上の応募者の中から選ばれたファイナリスト10名によるスピーチが今日行われた。
観客も数十名程入り、スピーチコンテストスタート。トップバッター、すらすらすらっと口から英語がでてくる。感情を込めた語り口で内容も素晴らしい。一人目が始まったところで、ものすごい練習してきたんだな、ということが強く伝わってきた。出場者全員ハイレベルで、出場者のレベルの高さに驚かされた。これは練習の成果の表れだ。内容に関してもしっかり構成されているし、語り方もしっかりしている。感情が込められていて、想いが伝わってくる。きっと、これまでの1か月間、講師とともに必死に文章を推敲し、それを覚え、感情が伝わるように練習してきた。それがしみじみと伝わってきて、胸が熱くなった。
受賞者の受賞後のスピーチにも胸が熱くなった。スピーチコンテストにかける想いが伝わってきた。応募者の皆様の日々の生活の中にスピーチコンテストが大きな目標としてあり、それを常に頭に入れて1か月間過ごしてきた。やってよかった、そう皆が思う、凄く胸の熱くなるいい会だった。今後もこのようなお客様のためになる企画をしていければと思います。
「フィリピン超格安英語留学」の著者であり、サムライバックパッカーとして有名な太田英基さんと和僑アジア大会 in Singapore にて、対談セッションを行ってきた。
対談のタイトルと内容はこんな感じで事前告知されていた。
「コトバの壁、異文化の壁を乗り越えゆく若き起業家たち」
オンライン英会話の業界最大手リーディングカンパニー共同創業者と、世界50ヶ国をビジネス視点で旅してきたフィリピン英語留学の仕掛け人による対談が実現!メディアや講演に引っ張りだこの、世界を巡る若手起業家ふたりが語る、グローバル化時代における英語とコミュニケーションスキルの価値。
二人の共通点はいくつかあるが、今回のテーマと関連するところだと、フィリピンと英語になるであろう。なので、フィリピン英語ビジネス(フィリピン英語留学&オンライン英会話)を軸に話しを展開することにした。事前打ち合わせは一回行い、セッションでお互い話しつつ、質問をふりつつ、聴衆から質問をつのりつつ、という形式ですすめることにした。
午後のトップバッターとなるセッション。バスツアー、落語と他にも選択肢はあったのだが、会場はほぼ満席。嬉しい。100人近く入っていたのではないだろうか。そんな中、早速対談開始。太田さんが観客に日本から来てる人、英語が出来る人、英語を勉強している人と質問を投げかけた。聴衆の多くは日本から来た人だった。だが、英語が出来る人は10%程度しかいなく、英語を勉強している人は30%程度しかいなかった。海外で働くこと、海外でビジネスをすることに興味ある人なのに、ちょっと割合は少ないなぁ、と感じた。
この対談、椅子は用意されていたのだが、僕が立ったまま話し続けていたので、太田さんも立ってやることになった。45分間立ちっぱなしの対談、申し訳なかったかな。さてさて、対談の序盤はフィリピン留学を中心にフィリピン人の英語などについての話。フィリピン留学は特に初心者に良い。初心者がまず慣れるためにフィリピン留学する、そこで英語というものに慣れてからオンライン英会話という流れ。その後、レアジョブの立ち上げた話しなどを行い、聴衆から質問を受けていった。ご利用いただいているお客様からの質問、競合に関する質問、2国でやる上での課題、などなど多くの質問をいただいた。質問がたくさん出るというのは、興味があるという証拠であり、とても嬉しい。
そんなこんなであっという間の45分間、とても楽しかった。太田さんの流れるようなトーク、的確な切り返し、進め方があってこそ成り立ったこのセッション。太田さん、ありがとうございました。そして、このような場を与えていただいた和僑会の皆様ありがとうございました。感謝いたします。
セッション後、多くの方が名刺交換に並んでくれたのは嬉しかった。使っています、と言われたり、ビジネスに前から興味持っていましたとか、熱い講演に刺激を受けましたとか。懇親会も含め60名以上の方と名刺交換した。後ほどその全員にお礼メールをさせていただいた。こういった方々が応援してくれる人にもなる、こんな縁を大切にしていきたい。
11月23日、24日、日本では勤労感謝の日で休みの金曜日と土曜日、シンガポールにて和僑アジア大会が開催されました。この大会は、海外で活躍する日本人で作る和僑会が主催している。日本人が海外進出すること、海外で起業すること、さらには海外で活躍して日本に帰ってくることをテーマにして様々な講演が行われた。参加者は、現地シンガポールの企業の方、各国の和僑会の方、日本から参加した海外進出を考えている企業の方、海外で働きたいと考えている人たちが参加していた。ありがたいことに、私も2日目に分科会にてフィリピン留学本の著者であるサムライバックパッカー太田英基さんと対談で登壇するという機会を与えていただいた。
1日目最初のセッションはシンガポールという国でビジネスをするときに参考になる話しだった。シンガポールに富裕層が集まっているという事例を中心に、企業も多く集まっている理由をあげていた。税率が低く、法人税は最大17%、その他優遇措置があるためベンチャー企業などは実質的にさらに低い。日本の40%とはかなりの差がある。また、所得税も低いので、同じ額面給与でも手取りがかなり変わってくる。税金が10%違うなら、年収1,000万円の人で手取りが100万円違うことになる。さらに治安がよく、教育水準、医療水準は高い。結果、富裕層が多数集まっている。欠点は、狭い国ゆえに不動産が高いことと、車が高いこと。ただし、タクシーが安いので問題にはならない。
3つ目のセッションでは、人、モノ、カネがシンガポールに集まっているという話。シンガポールはアジアのハブになっていて、アジアの本社はシンガポールに置いている企業が多いという話だった。
4つ目のセッションは、経営コンサルタントの野田 宜成さん。話が面白く、引き込まれる。色々な人を見て、海外で成功し続けている人は、愛国心が強い人だという。なるほど、そういう観点かと思うが、その通りかもしれない。
1日目が終わり、シンガポールという国がアジアをマーケットとして展開する企業にとってはとても良い条件であると感じた。実際に、シンガポールの街を歩いていて、活気を感じるし、近代的で凄い施設も多い。数値上で日本の上を行くだけでなく、感覚的にも日本の上をいっているということが感じられた。
2日目の基調講演、トップバッターは加藤順彦さん。話に勢いがある方で、様々な企業に投資し、それらの企業はシンガポールを本社にしている。さて、加藤さんの話で出てきた質問にこういうものがあった。「海外での起業で成功した日本人をひとり挙げてください」 多くの人には、これに対して答えることが出来ない。スポーツのようにイチローとか超有名どころがいないからだろう。だから、こういうロールモデルを排出させたい、そうするとそれをマネる人が出てきてくれる。
加藤さんは、講話の中で、自身の起業体験を振り返り、「成長する市場、成長の波に乗って、コミットする」 これで、ちょっとしたことしかわかってない人でも出来る、と語っていた。ちょうどこれは、今の自分たちの境遇にも言えること。業界を引っ張る立場として、リーダーになってルールを作っていく必要がでてくるだろう。
昼食前に、4者共同宣言というものがあった。アジア経営者連合会、日本ニュービジネス協議会連合会、日本商工会議所青年部、和僑会による共同宣言。このときの日本商工会議所青年部の方もスピーチをした。この写真で手前左から3番目のひときわ背が高くて体格が良い人。190cmくらいの長身で100kgくらいと思われるがっちりとした体格、リーゼントできらっと光るメガネ。スピーチの最後、「アジアでビジネスをすれば、色々と不条理なこともありましょう。そんな際は我々にご連絡ください、馳せ参じます」というようなことを低い声で締めくくった。印象に残る。
午後は、トップバッターで太田さんとの対談をさせていただいた。この様子は次のブログで記載したいと思う。会場を温めた後は、アルビレックス新潟シンガポールの方の講演があった。この時初めて知ったのだが、アルビレックス新潟は、シンガポールのサッカーリーグにもチームを持ち、選手を派遣したりしているのだという。スポーツ選手がシンガポールに出て修行し、また日本に帰ってくる。あるいはヨーロッパなどに出ていく。日本企業の海外進出と同じような形でスポーツチームも海外進出する。とても面白い例だと思った。
4つ目のセッションは、「朝60分で部下が変わる」という本をこの記事で紹介しましたが、その著者である嶋津 良智さんが登壇。上司学についての話し。思考・体験・行動・徹底・傾聴・フォローが大事で、これを淡々と愚直に繰り返すのが重要であるという。上司は淡々とやるのだから、モチベーションという言葉はいらない、という考え方。この方、シンガポールに住んでいるのだが、英語は話せないという。英語は話せなくても大丈夫、通訳つければいいし、それよりコミュニケーションが大事と言っていた。ちょっとこの考え方には納得できなかった、、、コミュニケーションが大事なのはそうだが、それと同時にやればできるのだからツールとしての英語を身につけるのも大事。
最後のセッションは、海外で活躍する建築家。情熱大陸でも取り上げられたことのある方。北京で色んな建築を行い、写真を見ているだけでも絵になるなーと感じる。センスがあるだけでなく、論理的思考も持ち合わせていて、土木やITなど様々の要素を建築と組み合わせている。かっこいい。
海外で活躍している様々な人の話を聞いて、多くの刺激を受けた。また、結構高い参加料金(45,000円)を払って日本からシンガポールにまで来てる人は、ある意味変わった人なので、そんな人から受ける刺激も大きい。環境が一番ものごとを変える要因になると言うが、そのような環境を用意できているのがこの会だと感じた。
シンガポールは税制優遇があり、多くの企業、富裕層が集まっている。街や人からは活気を感じる。そんな国にある企業を訪ねて空気を感じてみたい。そう思い、2社訪問させていただいた。
1社目は、 Satisfaction guaranteed. 日本発のアパレルブランドだが、Facebook ファンページが大人気になったことで有名。現在はファンページに300万以上のいいねがつき、ファンページのいいね数は日系企業としては最大規模となる。ファンの多くはインドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンなどアジア諸国の人、そういう事情もあって本社を日本からシンガポールに移した。日本発のアパレルブランドで、売り先をアジア中心にする。だから、シンガポールに本社を置くとどこに行くにも便利で都合がよい。そうすると税率も高い日本に本社を置く理由が見当たらない。
ブランディングのために行っているFacebook fanpage、この実績をうまく利用する必要があるということで、Facebook fanpage を解析するツールを作って販売している。その開発を行っているのもシンガポール。少数精鋭で開発していた様子を見させていただいたが、少人数でとてもレベルの高いページを作っている。レベルの高いアジアの人達が多数シンガポールにいて、現地で採用することが出来るからそういったことがしっかりと行える。ちなみに、PHPのフレームワークであるYiiフレームワークはシンガポールで働くアジアの技術者にも広がっているようだ。
オフィスは木目基調でおしゃれ。
2社目に、Google Singapore (Google Asia Pacific Pte. Ltd.) を訪問させていただいた。グーグルのアジア太平洋地区の拠点。Google には渋谷、六本木とランチで訪問させていただいただが、シンガポールもランチで訪問させていただいた。シンガポールの中心的なオフィス街にあり、29階、30階にある。約500人がそこで働いているという。色々な国籍の人を見かけた。だが驚くべきことに、Google Singaporeには日本人が二人しかいない。中国や韓国の人はいるのに。しかも一人は、今月に正式にシンガポールに移籍したばかり。もっと日本の人が他国でも活躍してほしいものだ。
こんなオフィス街の一角にある
他社を訪問させていただくと、オフィスの雰囲気や作りなど勉強になることが多い。特にGoogleはオフィスの内装やフリーランチ、そしてその豪華さなど、学ぶべき点が多い。マネはできませんが。日本だけでなく、アジアのオフィスとなるとまた特徴も異なり、勉強になる。今回訪問させていただいた2社はそれぞれ前職の同期の働いている会社。前職を卒業した同期は7年経ったのに、20%もいないんじゃないかと思うのだが、その二人がシンガポールで働いている。アジアの勢いを感じる。
マニラのとんかつ屋と言えば『YABU』 だが、先日2号店のあるRobinsons Magnolia に行ってきた。こちらも1号店のMega Mall 同様繁盛している。そして、やっぱりYABUのとんかつはおいしい。日本と同じような味がする。2号店でも同じ味だった。定番のロースカツ定食は120gで355peso(約710円)だ。黒豚を使用したプレミアムトンカツだと120gで575peso(約1150円)だ。トンカツとしては日本より安い値段で、現地の食事としてはファーストフードなどに比べると高いが、モールのレストランとしては中程度。カツカレーとかもあるが、カレーはあまりフィリピンでは普及していないためか、頼んでいる人は少ない。
さて、このトンカツ屋YABU、メニューを見ると写真がある。この方がYABUのトンカツを監修している武田和也さん。日本ではどんな味なのか、それを知りたくなり調べてみると、代々木上原にあるとんかつ屋武信の料理長だ。早速行ってみた。
代々木上原駅から徒歩2,3分のところにあるおしゃれなお店。 ロースカツ膳120g 1570円。さすが、おいしい。フィリピンとの明らかな違いは味噌汁の味噌、レモンがついているか、お漬物があるかフルーツがあるのか、ごまをするのか、など。店には、26日~28日、MOAの出店のためお休みしますとの張り紙が。
ちょうど料理長の武田和也さんがいらっしゃったので、お話を伺ったところ、すでに十数店舗の拡大計画が進んでいるそうだ。MOA に続いて SM Northにも出来るそうだ。SM系と組んでやっているからだとか。ちなみに、YABU、オーナーは武田さんではなく、武田さんは料理の監修を行っている立場だそうだ。調べてみたところ、オーナーはフィリピンで既にビジネスの実績をあげているJohn Conception氏。
http://business.inquirer.net/34463/john-concepcion-turns-japanese
1年ちょっとでMOAに3店舗目を出店し、すでに十数店舗を展開予定というスピード感。 これを成し遂げているのは、日本の料理技術とフィリピンのビジネス技術がうまく組み合わさっているからなのだろう。フィリピンで成功しているフィリピンオーナーと日本の技術を持っているものがタッグを組んで成功しているとても良い例だ。
現地オーナーなので、現地のことがわかっている。だから、トンカツがフィリピンの人の揚げ物好きにマッチするという感覚があり、かつ、SM系とのパイプがあるためにきちんと優れた場所に出店することが出来る。もちろんビジネスノウハウはあり、スタッフのマネジメントなどが出来る。なおかつ、1店舗目がうまくいったら、どんどん他のSMに出店していくことが出来る。日本人だけだったら、そんなことはなかなかできない。うまく現地の人と組んでやることによって、急拡大することが出来て、日本のモノ・味をそのまま持ってきて広めていくことが出来る、そんな好例だ。
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