アーカイブ ‘ 2012年 11月

サムライバックパッカー太田英基さんと対談 in Singapore 和僑アジア大会

フィリピン超格安英語留学」の著者であり、サムライバックパッカーとして有名な太田英基さんと和僑アジア大会 in Singapore にて、対談セッションを行ってきた。

 

対談のタイトルと内容はこんな感じで事前告知されていた。

「コトバの壁、異文化の壁を乗り越えゆく若き起業家たち」

オンライン英会話の業界最大手リーディングカンパニー共同創業者と、世界50ヶ国をビジネス視点で旅してきたフィリピン英語留学の仕掛け人による対談が実現!メディアや講演に引っ張りだこの、世界を巡る若手起業家ふたりが語る、グローバル化時代における英語とコミュニケーションスキルの価値。

 

二人の共通点はいくつかあるが、今回のテーマと関連するところだと、フィリピンと英語になるであろう。なので、フィリピン英語ビジネス(フィリピン英語留学&オンライン英会話)を軸に話しを展開することにした。事前打ち合わせは一回行い、セッションでお互い話しつつ、質問をふりつつ、聴衆から質問をつのりつつ、という形式ですすめることにした。

 

午後のトップバッターとなるセッション。バスツアー、落語と他にも選択肢はあったのだが、会場はほぼ満席。嬉しい。100人近く入っていたのではないだろうか。そんな中、早速対談開始。太田さんが観客に日本から来てる人、英語が出来る人、英語を勉強している人と質問を投げかけた。聴衆の多くは日本から来た人だった。だが、英語が出来る人は10%程度しかいなく、英語を勉強している人は30%程度しかいなかった。海外で働くこと、海外でビジネスをすることに興味ある人なのに、ちょっと割合は少ないなぁ、と感じた。

 

CIMG3250 300x225 サムライバックパッカー太田英基さんと対談 in Singapore 和僑アジア大会

 

この対談、椅子は用意されていたのだが、僕が立ったまま話し続けていたので、太田さんも立ってやることになった。45分間立ちっぱなしの対談、申し訳なかったかな。さてさて、対談の序盤はフィリピン留学を中心にフィリピン人の英語などについての話。フィリピン留学は特に初心者に良い。初心者がまず慣れるためにフィリピン留学する、そこで英語というものに慣れてからオンライン英会話という流れ。その後、レアジョブの立ち上げた話しなどを行い、聴衆から質問を受けていった。ご利用いただいているお客様からの質問、競合に関する質問、2国でやる上での課題、などなど多くの質問をいただいた。質問がたくさん出るというのは、興味があるという証拠であり、とても嬉しい。

 

そんなこんなであっという間の45分間、とても楽しかった。太田さんの流れるようなトーク、的確な切り返し、進め方があってこそ成り立ったこのセッション。太田さん、ありがとうございました。そして、このような場を与えていただいた和僑会の皆様ありがとうございました。感謝いたします。

セッション後、多くの方が名刺交換に並んでくれたのは嬉しかった。使っています、と言われたり、ビジネスに前から興味持っていましたとか、熱い講演に刺激を受けましたとか。懇親会も含め60名以上の方と名刺交換した。後ほどその全員にお礼メールをさせていただいた。こういった方々が応援してくれる人にもなる、こんな縁を大切にしていきたい。

 

CIMG3277 300x225 サムライバックパッカー太田英基さんと対談 in Singapore 和僑アジア大会


和僑アジア大会 in シンガポール 2012 に参加してきました

11月23日、24日、日本では勤労感謝の日で休みの金曜日と土曜日、シンガポールにて和僑アジア大会が開催されました。この大会は、海外で活躍する日本人で作る和僑会が主催している。日本人が海外進出すること、海外で起業すること、さらには海外で活躍して日本に帰ってくることをテーマにして様々な講演が行われた。参加者は、現地シンガポールの企業の方、各国の和僑会の方、日本から参加した海外進出を考えている企業の方、海外で働きたいと考えている人たちが参加していた。ありがたいことに、私も2日目に分科会にてフィリピン留学本の著者であるサムライバックパッカー太田英基さんと対談で登壇するという機会を与えていただいた。

 

1日目最初のセッションはシンガポールという国でビジネスをするときに参考になる話しだった。シンガポールに富裕層が集まっているという事例を中心に、企業も多く集まっている理由をあげていた。税率が低く、法人税は最大17%、その他優遇措置があるためベンチャー企業などは実質的にさらに低い。日本の40%とはかなりの差がある。また、所得税も低いので、同じ額面給与でも手取りがかなり変わってくる。税金が10%違うなら、年収1,000万円の人で手取りが100万円違うことになる。さらに治安がよく、教育水準、医療水準は高い。結果、富裕層が多数集まっている。欠点は、狭い国ゆえに不動産が高いことと、車が高いこと。ただし、タクシーが安いので問題にはならない。

3つ目のセッションでは、人、モノ、カネがシンガポールに集まっているという話。シンガポールはアジアのハブになっていて、アジアの本社はシンガポールに置いている企業が多いという話だった。

4つ目のセッションは、経営コンサルタントの野田 宜成さん。話が面白く、引き込まれる。色々な人を見て、海外で成功し続けている人は、愛国心が強い人だという。なるほど、そういう観点かと思うが、その通りかもしれない。

1日目が終わり、シンガポールという国がアジアをマーケットとして展開する企業にとってはとても良い条件であると感じた。実際に、シンガポールの街を歩いていて、活気を感じるし、近代的で凄い施設も多い。数値上で日本の上を行くだけでなく、感覚的にも日本の上をいっているということが感じられた。

DSC 1195 300x225 和僑アジア大会 in シンガポール 2012 に参加してきました

 

2日目の基調講演、トップバッターは加藤順彦さん。話に勢いがある方で、様々な企業に投資し、それらの企業はシンガポールを本社にしている。さて、加藤さんの話で出てきた質問にこういうものがあった。「海外での起業で成功した日本人をひとり挙げてください」 多くの人には、これに対して答えることが出来ない。スポーツのようにイチローとか超有名どころがいないからだろう。だから、こういうロールモデルを排出させたい、そうするとそれをマネる人が出てきてくれる。

DSC 1204 300x225 和僑アジア大会 in シンガポール 2012 に参加してきました

 

加藤さんは、講話の中で、自身の起業体験を振り返り、「成長する市場、成長の波に乗って、コミットする」  これで、ちょっとしたことしかわかってない人でも出来る、と語っていた。ちょうどこれは、今の自分たちの境遇にも言えること。業界を引っ張る立場として、リーダーになってルールを作っていく必要がでてくるだろう。

 

昼食前に、4者共同宣言というものがあった。アジア経営者連合会、日本ニュービジネス協議会連合会、日本商工会議所青年部、和僑会による共同宣言。このときの日本商工会議所青年部の方もスピーチをした。この写真で手前左から3番目のひときわ背が高くて体格が良い人。190cmくらいの長身で100kgくらいと思われるがっちりとした体格、リーゼントできらっと光るメガネ。スピーチの最後、「アジアでビジネスをすれば、色々と不条理なこともありましょう。そんな際は我々にご連絡ください、馳せ参じます」というようなことを低い声で締めくくった。印象に残る。

DSC 1206 300x225 和僑アジア大会 in シンガポール 2012 に参加してきました

 

午後は、トップバッターで太田さんとの対談をさせていただいた。この様子は次のブログで記載したいと思う。会場を温めた後は、アルビレックス新潟シンガポールの方の講演があった。この時初めて知ったのだが、アルビレックス新潟は、シンガポールのサッカーリーグにもチームを持ち、選手を派遣したりしているのだという。スポーツ選手がシンガポールに出て修行し、また日本に帰ってくる。あるいはヨーロッパなどに出ていく。日本企業の海外進出と同じような形でスポーツチームも海外進出する。とても面白い例だと思った。

DSC 1210 300x225 和僑アジア大会 in シンガポール 2012 に参加してきました

 

4つ目のセッションは、「朝60分で部下が変わる」という本をこの記事で紹介しましたが、その著者である嶋津 良智さんが登壇。上司学についての話し。思考・体験・行動・徹底・傾聴・フォローが大事で、これを淡々と愚直に繰り返すのが重要であるという。上司は淡々とやるのだから、モチベーションという言葉はいらない、という考え方。この方、シンガポールに住んでいるのだが、英語は話せないという。英語は話せなくても大丈夫、通訳つければいいし、それよりコミュニケーションが大事と言っていた。ちょっとこの考え方には納得できなかった、、、コミュニケーションが大事なのはそうだが、それと同時にやればできるのだからツールとしての英語を身につけるのも大事。

 

最後のセッションは、海外で活躍する建築家。情熱大陸でも取り上げられたことのある方。北京で色んな建築を行い、写真を見ているだけでも絵になるなーと感じる。センスがあるだけでなく、論理的思考も持ち合わせていて、土木やITなど様々の要素を建築と組み合わせている。かっこいい。

DSC 1211 300x225 和僑アジア大会 in シンガポール 2012 に参加してきました

 

海外で活躍している様々な人の話を聞いて、多くの刺激を受けた。また、結構高い参加料金(45,000円)を払って日本からシンガポールにまで来てる人は、ある意味変わった人なので、そんな人から受ける刺激も大きい。環境が一番ものごとを変える要因になると言うが、そのような環境を用意できているのがこの会だと感じた。


シンガポールの企業訪問

シンガポールは税制優遇があり、多くの企業、富裕層が集まっている。街や人からは活気を感じる。そんな国にある企業を訪ねて空気を感じてみたい。そう思い、2社訪問させていただいた。

 

1社目は、 Satisfaction guaranteed. 日本発のアパレルブランドだが、Facebook ファンページが大人気になったことで有名。現在はファンページに300万以上のいいねがつき、ファンページのいいね数は日系企業としては最大規模となる。ファンの多くはインドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンなどアジア諸国の人、そういう事情もあって本社を日本からシンガポールに移した。日本発のアパレルブランドで、売り先をアジア中心にする。だから、シンガポールに本社を置くとどこに行くにも便利で都合がよい。そうすると税率も高い日本に本社を置く理由が見当たらない。

 

ブランディングのために行っているFacebook fanpage、この実績をうまく利用する必要があるということで、Facebook fanpage を解析するツールを作って販売している。その開発を行っているのもシンガポール。少数精鋭で開発していた様子を見させていただいたが、少人数でとてもレベルの高いページを作っている。レベルの高いアジアの人達が多数シンガポールにいて、現地で採用することが出来るからそういったことがしっかりと行える。ちなみに、PHPのフレームワークであるYiiフレームワークはシンガポールで働くアジアの技術者にも広がっているようだ。

 

オフィスは木目基調でおしゃれ。

DSC 1190 300x225 シンガポールの企業訪問

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2社目に、Google Singapore (Google Asia Pacific Pte. Ltd.) を訪問させていただいた。グーグルのアジア太平洋地区の拠点。Google には渋谷、六本木とランチで訪問させていただいただが、シンガポールもランチで訪問させていただいた。シンガポールの中心的なオフィス街にあり、29階、30階にある。約500人がそこで働いているという。色々な国籍の人を見かけた。だが驚くべきことに、Google Singaporeには日本人が二人しかいない。中国や韓国の人はいるのに。しかも一人は、今月に正式にシンガポールに移籍したばかり。もっと日本の人が他国でも活躍してほしいものだ。

 

こんなオフィス街の一角にある

DSC 1192 225x300 シンガポールの企業訪問     DSC 1194 300x225 シンガポールの企業訪問

 

他社を訪問させていただくと、オフィスの雰囲気や作りなど勉強になることが多い。特にGoogleはオフィスの内装やフリーランチ、そしてその豪華さなど、学ぶべき点が多い。マネはできませんが。日本だけでなく、アジアのオフィスとなるとまた特徴も異なり、勉強になる。今回訪問させていただいた2社はそれぞれ前職の同期の働いている会社。前職を卒業した同期は7年経ったのに、20%もいないんじゃないかと思うのだが、その二人がシンガポールで働いている。アジアの勢いを感じる。


マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか

マニラのとんかつ屋と言えば『YABU』 だが、先日2号店のあるRobinsons Magnolia に行ってきた。こちらも1号店のMega Mall 同様繁盛している。そして、やっぱりYABUのとんかつはおいしい。日本と同じような味がする。2号店でも同じ味だった。定番のロースカツ定食は120gで355peso(約710円)だ。黒豚を使用したプレミアムトンカツだと120gで575peso(約1150円)だ。トンカツとしては日本より安い値段で、現地の食事としてはファーストフードなどに比べると高いが、モールのレストランとしては中程度。カツカレーとかもあるが、カレーはあまりフィリピンでは普及していないためか、頼んでいる人は少ない。

 

DSC 10171 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか DSC 1030 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか

DSC 1022 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか DSC 1023 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか

DSC 1024 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか   DSC 1025 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか

DSC 1026 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか   DSC 1027 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか

 

さて、このトンカツ屋YABU、メニューを見ると写真がある。この方がYABUのトンカツを監修している武田和也さん。日本ではどんな味なのか、それを知りたくなり調べてみると、代々木上原にあるとんかつ屋武信の料理長だ。早速行ってみた。

 

DSC 1021 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか

 

代々木上原駅から徒歩2,3分のところにあるおしゃれなお店。 ロースカツ膳120g 1570円。さすが、おいしい。フィリピンとの明らかな違いは味噌汁の味噌、レモンがついているか、お漬物があるかフルーツがあるのか、ごまをするのか、など。店には、26日~28日、MOAの出店のためお休みしますとの張り紙が。

 

DSC 1152 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか DSC 1157 300x225 マニラのとんかつ屋YABUはなぜ繁盛しているのか

 

ちょうど料理長の武田和也さんがいらっしゃったので、お話を伺ったところ、すでに十数店舗の拡大計画が進んでいるそうだ。MOA に続いて SM Northにも出来るそうだ。SM系と組んでやっているからだとか。ちなみに、YABU、オーナーは武田さんではなく、武田さんは料理の監修を行っている立場だそうだ。調べてみたところ、オーナーはフィリピンで既にビジネスの実績をあげているJohn Conception氏

http://business.inquirer.net/34463/john-concepcion-turns-japanese

1年ちょっとでMOAに3店舗目を出店し、すでに十数店舗を展開予定というスピード感。 これを成し遂げているのは、日本の料理技術とフィリピンのビジネス技術がうまく組み合わさっているからなのだろう。フィリピンで成功しているフィリピンオーナーと日本の技術を持っているものがタッグを組んで成功しているとても良い例だ。

 

現地オーナーなので、現地のことがわかっている。だから、トンカツがフィリピンの人の揚げ物好きにマッチするという感覚があり、かつ、SM系とのパイプがあるためにきちんと優れた場所に出店することが出来る。もちろんビジネスノウハウはあり、スタッフのマネジメントなどが出来る。なおかつ、1店舗目がうまくいったら、どんどん他のSMに出店していくことが出来る。日本人だけだったら、そんなことはなかなかできない。うまく現地の人と組んでやることによって、急拡大することが出来て、日本のモノ・味をそのまま持ってきて広めていくことが出来る、そんな好例だ。


アジア進出討論会に参加して感じるアジアマーケットの魅力

先日、アジア進出促進を目的とした討論会に、パネラーとして参加させていただいた。中国、タイ、ベトナム、インド、インドネシアなどでビジネスをする方々、そしてフィリピンでビジネスをする弊社。各国様々な事情があり、面白い。会を通じて、共通して言えると感じたことは、どの国も機会が豊富にあるということ。やはり、成長している国というのは魅力的だ。

 

アジアでビジネスを行うときには、2つの方法がある。
A. アジアの労働力を活用して、日本など違う国で売上をあげる
B. アジアをマーケットとして捉え、その国で商品・サービスを売る

 

工場をアジアに作ったり、オフショアでソフトウェア開発したりするのはAのパターン。レアジョブもAのパターンだ。ユニクロやセブンイレブンなど、現地に出店して現地の人に売るというのはBのパターン。商圏を日本だけでなく、アジアに拡大して売上を増やしていくのがB。アジアを見た場合、国が成長していることを考えると、Bのパターン、すなわち現地で商品・サービスを売るというのが魅力になる。ベトナムでビジネスしている人いわく、現状の成長を考えるとベトナムで成功しないビジネスを考えるほうが難しいと。さすがに言い過ぎかなとも思うが、それぐらい魅力に映る市場。どんどんそういった国に進出して商品・サービスを日本人も売っていかないと。そうでないと、あっという間に中国や韓国など他国に取られていってしまう。

 

最後に、会で2年振りに出会ったフィリピンでがんばってビジネスしているもの同士でパチリ。オンライン英会話市場、フィリピン市場も盛り上げていきます。

121117 300x199 アジア進出討論会に参加して感じるアジアマーケットの魅力


ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由

ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』 岩田松雄著

 ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由

 

スターバックス、ボディショップの社長を務めた岩田さんの本。私たちは何のために働いているのか?を問いかけている本。ミッションが大事であり、それが原動力になる。7つの習慣の原則と同じ概念。

 

ミッションをベースに考えると、企業で働くにあたっては、企業にはどんなミッションがあり、それを心から意識しているのか、ということが問われる。また、企業は社員を大切にしないとミッションを達成することができない。ミッションを達成させるために、スタッフにミッションを徹底教育し、権限委譲’をして、その実現のための自主性と創造性を発揮してもらうとよい。そうすると、マニュアルだけでは対応できないことができる。そのエクスペリエンスに価値があり、ミッションがあるからこそエクスペリエンスが生まれる。

 

この本ではミッションをベースにすべて語られているが、それを表す良い質問がこれだ。

「もし起業するのなら、あるいはどこかの会社を経営者として任されるのなら、どんな会社を作りたいですか?」

この質問への回答、いろんなものがあるだろう。ミッションを意識したときの一つの回答はこちら。

「社員が宝くじで3億円当たったあとでも働き続けたいと思う会社を作りたい!」

これは働く動機がお金じゃなくて別のところにあるということ。これが会社の真の存在目的であろう。会社はある目的を達成するためにあり、それを達成させるために人が集まり、組織が構成されていく。理想のようでもあるが原点でもある。


マニラに出来たつけ麺屋、三ツ矢堂製麺に行ってきた

11月9日、マニラのマカティに三ツ矢堂製麺がオープンした。というわけで、早速行ってきた。時間は14時頃、店内には数名が並んでいるもよう。入ってみると、どう並んでいいのかよくわからない感じで適当に待つ。日本のラーメン屋と同じ感覚で待つかと思ったところ、回転が異常に悪い。店の中は席数として70席ぐらいありそうなのに。ラーメン屋って回転率が重要なのでは、という疑問を持ちつつ、待つこと30分、ようやく席に案内される。

 

DSC 1138 300x225 マニラに出来たつけ麺屋、三ツ矢堂製麺に行ってきた DSC 1127 300x225 マニラに出来たつけ麺屋、三ツ矢堂製麺に行ってきた

DSC 1122 300x225 マニラに出来たつけ麺屋、三ツ矢堂製麺に行ってきた  DSC 1123 300x225 マニラに出来たつけ麺屋、三ツ矢堂製麺に行ってきた

 

店内は昭和をイメージさせる空間になっていて、昭和の映画ポスターがいくつか貼られていた。日本人にはわかるんだけれど、フィリピン人にこれは日本の50年前をイメージして作られたものという意図は伝わるのだろうか。ちょっと心配になる。客層は日曜の昼とあって、家族で来てる人が多い。何らかの告知で知って来たのかなと思われる日本人もぱらぱらと見かけるが、フィリピン人がメインである。

 

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メニューはつけ麺が基本だが、ラーメン、丼ものなど取りそろえられている。値段はつけ麺の普通サイズが240peso(480円)、これにサービスチャージ10%がのっかる。なぜサービスチャージがラーメンに付くのかはわからないのだが。日本だと普通にお水が付くが、ここの店はお水が有料。ミネラルウォーターを頼む必要がある。その代わり、温かいお茶ならもらえる。

 

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さっそく注文。まわりを見渡すと、まだ料理が来てない人が多数いたので、どれくらいで料理が来るのか時計を確認してみた。待つこと30分、、、まだ来ない。30分過ぎてようやく料理が来た。ラーメンでこれだけ時間がかかるというのはどういうことなんだろう。オペレーションが全くできていないんだろうか。前の人もそれくらいかかっていたし、後ろの人もそれくらいかかっていた。30分過ぎても来ないってどういうことだ!と怒ってキャンセルする、と言って帰っていった人も見かけた。。。

 

さて味のほうは。スープ、うん、おいしい。つけ麺のスープはゆず風味で日本の味がする。麺はどうだろう。太麺だけど、ちょっと柔らかいかな。でも全体的に日本でも食べたいと思う部類。ちゃんとしたラーメンが食べられるという感じ。

 

DSC 1129 300x225 マニラに出来たつけ麺屋、三ツ矢堂製麺に行ってきた
マル得つけ麺

 

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チャーシューメン

 

DSC 1135 300x225 マニラに出来たつけ麺屋、三ツ矢堂製麺に行ってきた
製麺の様子が見れる

 

会計時、席にて伝票をもらい、お金を渡した。そこからお釣りを受け取るまで、10分もかかった。フィリピンのお店は全体的にお金を渡してからお釣りをもらうまでとても遅いところが多い。ただ、ここの店は通常よりも遅い。やっぱりオペレーションがうまくできていないと感じる。

 

ラーメンは日本の味がするだけに、オペレーション面でのサービスさえよくなれば、、、という強い願いが。このままのサービスでは人が集まらない。来ても2度目がない。ぜひ、サービスのクオリティを上げて欲しい。まだ開店3日目だったので今後の改善に期待。

 


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マニラに出来た和民に行ってきた

11月10日、マニラのMall of Asia (MOA) に和民(ワタミ)がオープンした。和民は、T.G.I. Friday’sやItalianni’s などのレストランをフィリピンにて展開するBistro Groupと組んでフィリピンに進出した。日本の会社がフィリピンに進出した、となればどんな感じなのか興味があり、自分の目で見てきた。

 

和民はMOAの海側の2Fにあった。入口の外には席もあり、夜間や混雑時にはそこで食事をすることもあるのかもしれない。行ったのは、昼2時くらいだったため、混んでいるということはなかった。和民というと居酒屋だが、フィリピンでは飲まない人も多いためか、予想通り昼からしっかりとレストランとしてオープンしていた。

 

DSC 1083 300x225 マニラに出来た和民に行ってきた

 

中に入ると、「いらっしゃいませ~~」とスタッフ全員で声がかかる。ちゃんとトレーニングされている。日本の居酒屋に見られるような仕切りはなく、一般のレストランと同じような内装。スタッフはたくさんいる。人件費は安いので数でカバーすることができるからか。

 

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では、メニューはどうか。こちらが全メニュー。

 

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DSC 1069 300x225 マニラに出来た和民に行ってきた

 

メニューを開いてみて気付いたことが一つ。これ、日本の和民と同じメニューなのかわからない・・・人気メニューとかかれていてもわからない。なすの浅漬けとか、たこわさとか、豆腐とか、お酒のつまみとなるような一品物が余りないという印象。ししゃも250peso(500円)、日本だと300円くらいだからちょっと高い。フィリピンでは魚介類は高いので仕方がないかなと思うが、その他のものも和民にしては、少し高い値段かもしれない。一人単価550peso(約1100円)を想定しているとのことで、日本のいわゆる居酒屋ではなく日本食レストランとして売っていくのだろう。

 

初日ということもあってか、食事中にスタッフが何度も食事はどうですか?とか、アンケートお願いします、とか声をかけてきた。現地のGMもどうですか?と声をかけてくる。また、ビストログループ店舗共通で20%Offになる1年間有効のチケット1500peso(約3,000円)のセールスもやってきた。初日だからなのか、毎回になるのか、そこはわからない。

 

食事の味としては、日本の味。日本の居酒屋に出てくる料理と同じような味。ししゃもやサラダなど、日本とほぼ変わらない。お酒のつまみとして頼めるようなものが少ないので、居酒屋的な利用としては疑問だが、日本の味を食べたいときにはありな場所だと思う。位置づけとしては、モールにある日本食レストランよりも、より日本の味になっているレストラン。日本の和民をそのまま持ってきて、夜が居酒屋でメイン、昼はやってないあるいは定食、という形式ではなく、ローカライズして日本食レストランとして昼から夜までやってます、お酒も用意してますよ、というスタイルに感じる。日本らしい日本食レストランが増えていくのは嬉しいですね。

 

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次の11月16日(金)には50%off sale をやるらしい。お近くの方はぜひ行ってみてはいかがだろうか。


柳井さんの著書「現実を視よ」

現実を視よ」柳井正 著

 柳井さんの著書「現実を視よ」

 

ユニクロ 柳井社長のこの本、とてもオススメだ。柳井さんの凄さがストレートに伝わってくる。言っていること、納得できることばかり。

冒頭から日本に対する危機感で始まる。日本は破綻寸前だと。累積債務はGDPのおよそ2倍に膨れ上がり、税収よりも大きな額を、国債を発行して調達している。約40兆円の税収で90兆円以上を支出する国家は明らかにおかしい。日本国債が売り浴びせられたら、ギリシャと同じことが起こると・・・だから、我々の意識と行動は変わらなくてはいけない。

どう意識が変わる必要があるのか。グローバルマーケット、アジアで戦っていくことの重要性、そしてそのためには社内の英語化も必要。経営者の視点から国の政治を見るとどうなるのか。理想を持って戦っていくこと。

柳井さんは日本を想うからこそ、辛辣で率直な意見、解決法を書いている。政治を考える人にはぜひこの本を薦めたい、そう思う一冊。


目標をたてて勉強することで長続きする

勉強や運動、何かをするときに目標があるのとないのとでは大きな差が出る。受験勉強であれば大学に合格するという明確な目標があり、運動部の場合なら、試合で勝つという目標がある。社会人になってから英語を勉強する場合、漠然とやらなきゃ、だけでは続かないこともある。何か明確な目標を自ら設定したほうが長続きする。その場合、長期的な目標と短期的な目標の二つがあるとよい。具体的にはこんなイメージ。

 

121106 300x218 目標をたてて勉強することで長続きする

 

例えば、わかりやすい例としてTOEICで900点取りたい、というのが長期的な目標だとしよう。そして、現在の自分の実力がTOEIC600点だとしよう。この場合、短期的なステップとして、半年毎に100点ずつ上げて、1年半後に900点取るという目標を立ててみる。その目標を立てたら何をやるかを決めてみる。

 

1.  半年後のTOEICで700点を取る

そのために、まずはTOEIC860点向けの文法対策本を1冊買い、それを全部覚えるくらいひたすら繰り返す。最低5回は通しで読んで解くようにする。日々の通勤時間、朝起きた直後の時間、寝る前の時間などスキマ時間を効率的に活用し、1日1時間は文法学習に当ててひたすら単語・熟語・文法を記憶させる。また、レアジョブのレッスンを2日に1回は受けて英語脳を鍛える。そして、テスト1か月前には、本についている摸擬テストを3回程度受けて時間感覚を養う。同じ問題を3回解くでも問題なし。

2. 1年後のTOEICで800点を取る

ここは1. の目標を達成してから考える。

3. 1年半後のTOEICで900点を取る

2.の目標を達成してから考える。

 

こんな感じで、一つずつ目標を設定し、そのためにやるべきことを設定しクリア出来ていくと、学習を続けられ、かつ、成果も出ていくであろう。オススメの勉強スタイルだ。

 

そんな勉強スタイルを応援する意味でも、レアジョブでは目標宣言コンテストを行っています。色んな人が色んな目標を掲げています。色んな目標を見ているだけでも、自分もがんばらなきゃそんな気持ちにさせてくれます。ぜひ、目標を立てて勉強してきましょう!

http://www.rarejob.com/5th_anniv_evt3.php


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