WORLD STYLE様にインタビュー記事を掲載していただきました



アジアの就職を支援されているサイト、WORLD STYLE様にインタビューを掲載していただきました。凄くうまく仕上げていただき、ありがとうございます。

WORLD STYLE様インタビュー
gaku nakamura01 WORLD STYLE様にインタビュー記事を掲載していただきました

(WORLD STYLE様サイトより)

 

昨年秋にシンガポールの和僑アジア大会に出席した際にお会いしたのが縁。そこでお会いして、後日インタビューを受けることが決まった。そしてこんな素晴らしい記事にしていただいた。色んなところに落ちている縁を大切にしていこう。


マニラにある最高級ホテル ラッフルズホテル

ラッフルズホテルと言えばシンガポールにある有名なホテルだ。そのラッフルズホテルが2012年12月 マニラの中心地マカティにもオープンした(Raffles Makati)。GreenBelt の目の前にあり、Pasay road とMakati avenue の交差点にある。このビルは、ラッフルズホテルだけでなく、フェアモントホテル(Fairmont Hotel Makati)やRaffles Residence(居住用)も入っている。Landmark側から歩いていけるところに入口があり、Makati avenueよりがFairmont Hotelの入口、Pasay roadよりがRaffles Hotelの入口となっている。

 

このラッフルズホテル、マニラでは最高級のホテルだ。全室スイートルームで32室。9階と10階にある。なお、8階までがFairmont Hotel, 9階、10階がRaffles Hotel, 11階以上がRaffles Residenceとなっている。4階と9階にはそれぞれプールもある。もちろん、ジムやスパなどもある。

 

DSC 1445 300x225 マニラにある最高級ホテル ラッフルズホテル DSC 1423 300x225 マニラにある最高級ホテル ラッフルズホテル

 

ホテルのスタッフもしっかりトレーニングされている。昨年に募集などがあったらしいので、おそらく他の高級ホテルからも多くやってきたのだろう。部屋は60m2~と広く、テレビが2つもあったり、エスプレッソマシンがあったり、バトラーがついたりと至れりつくせり。マニラには他にもMaxims や Marriott、シャングリラマカティなどあるが、間違いなくマニラの最高級ホテルだ。
参考:マニラのホテル価格

DSC 1434 300x225 マニラにある最高級ホテル ラッフルズホテル  DSC 1449 300x225 マニラにある最高級ホテル ラッフルズホテル

 

ラッフルズホテルの1階にはWriters Barというカフェがある。しゃれた本棚がインテリアとして置いてあり、とても落ち着く雰囲気のカフェだ。仕事がはかどる。Writers Bar という名前だけあって、仕事をしたり、文書を書いたりする場所としては最適だ。マニラにある仕事をするのに向いたカフェの一つ。コーヒー1杯がサービスチャージ込みで約500円。Fairmont hotelのロビーにも同じようなカフェがある。こういったカフェは東京のカフェよりもずっと落ち着いていて仕事には向いている。夜にはシンガポール生まれのカクテル Singapore Sling も飲むことができる素敵な場所だ。

DSC 1412 300x225 マニラにある最高級ホテル ラッフルズホテル  DSC 1463 300x225 マニラにある最高級ホテル ラッフルズホテル

 

ちなみに、上層階のRaffles Residence、72mで約3,500万円。147 mで約6,000万円。なかなかの高額物件ですが、住んでみたくなる物件。 マニラにもどんどんこういう素晴らしいところが出来てきていて経済の発展を感じる。

 

 


ラーメン屋「吉虎」 in マニラ

渋谷にあった「つけ麺大臣」という店が「吉虎」と名前を変えて、マニラにも出店した。場所はOrtigasにあるSM Megamall。なんと、とんかつ屋YABUの向かいだ。狭い空間に日本食が2店舗。だんだんと本格的な日本食が増えてきている。

 

DSC 1519 300x225 ラーメン屋「吉虎」 in マニラ

 

メニューはこんな感じだ。日本の店はつけ麺が主のようだが、こちらはラーメンが主のようだ。つけ麺もちゃんとある。

 

DSC 1508 300x225 ラーメン屋「吉虎」 in マニラ DSC 1507 300x225 ラーメン屋「吉虎」 in マニラ

DSC 1509 300x225 ラーメン屋「吉虎」 in マニラ DSC 1510 300x225 ラーメン屋「吉虎」 in マニラ

 

 

さて、注文したラーメン。こちらが鶏白湯ソバ(360peso 約760円 税込、サービスチャージ別)。味は、おいしい。スープがいい感じにコクがあり、おいしい。鶏肉も入っていて、普通においしい味だ。日本の味を持ちこんでいる気がする。

 

DSC 1514 300x225 ラーメン屋「吉虎」 in マニラ

 

ラーメン屋、サービスチャージがかかるところは多いのだが、ここも10%のサービスチャージがあった。何のサービスチャージなんだろ、とよく思うが、そこは習慣だと思っておく。モールの中ではあるが、仕事帰りにぶらっと立ち寄って食べたい味だ。

 

 

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味千ラーメン in マニラ

味千拉麺と言えば、中国に多数(500以上)店舗があることで有名なラーメン屋。熊本市に本店を置くラーメン屋だが、中国で一番成功している日本の外食チェーン店らしい。そんな味千ラーメン、マニラにも2店舗ある。GREENHILLS にある店舗に行ってきた。EDSAからコネチカット通りに入り、少し進んだところにある。周辺はこんな感じで賑やかな場所ではない。

 

DSC 1506 225x300 味千ラーメン in マニラ

 

味千ラーメンは、小さなモールの2階にある。かわいいキャラクターが目印。ちなみにこのキャラクターのモチーフになった人、Wikipediaによると、取締役広報室長を務める重光悦枝さんらしい。一度会ったことのある方だ。知らなかった。ちなみに、その方の名刺は長方形ではなく、このキャラクターの形をした特徴的な名刺だったのでよく覚えている。

DSC 1484 225x300 味千ラーメン in マニラ

DSC 1488 300x225 味千ラーメン in マニラ  DSC 1503 300x225 味千ラーメン in マニラ

 

味千ラーメンのメニューはこんな感じだ。ラーメンが235peso (約500円)と良心的な値段だ。サービス料も取られたが、何%なのかよくわからない設定のよう。でも5%程度だった。食事のメニューはラーメンだけでなく、丼ものや一品料理なども取りそろえられていて、ラーメン専門店というよりは、ラーメン中心の料理屋という感じ。

DSC 1489 300x225 味千ラーメン in マニラ  DSC 1490 300x225 味千ラーメン in マニラ  DSC 1491 300x225 味千ラーメン in マニラ DSC 1494 300x225 味千ラーメン in マニラDSC 1493 300x225 味千ラーメン in マニラ DSC 1492 300x225 味千ラーメン in マニラ    DSC 1495 300x225 味千ラーメン in マニラ

 

さてさてラーメン。これが味千ラーメン。とんこつ味だが、あっさりしている。麺は歯ごたえのある感じ。まずまず。日本や中国で食べたことはないので、本場の味と比べることができない。今度日本の味千で食べてみて比べてみたいと思う。

DSC 1500 300x225 味千ラーメン in マニラ

 

 

 

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烏骨鶏ラーメン龍 in マカティ

フィリピン マニラのマカティにあるおいしいという噂のラーメン屋「烏骨鶏ラーメン龍」に行ってきた。この店舗、どんな裏のことがあったのかはわからないが、2012年8月頃に一時期営業停止を受けていたところだ。今は営業している。

 

 

さてさて、20時過ぎだったが、行ってみると結構混んでいた。ちょっと待って入ることができた。

DSC 1397 300x225 烏骨鶏ラーメン龍 in マカティ

 

 

メニューはこんな感じ。醤油、塩、みそのラーメンがある。

DSC 1401 300x225 烏骨鶏ラーメン龍 in マカティ

 

 

オーダーをすると、こんなものがテーブルに置かれた。烏骨鶏についての説明だ。店内の壁にも説明書かれていたけど、どちらも日本語。英語での説明が全くない、、、フィリピン人や日本人以外の外国人には読めない。。。店主のこだわりなんだろうか。

DSC 1402 300x225 烏骨鶏ラーメン龍 in マカティ

 

厨房はこんな感じで、日本人店主、フィリピン人スタッフががんばって作っている。ラーメン屋だけど、日本酒や焼酎が並んでいるというのはマニラの特徴か。日本人店主と思われる人が、フィリピン人スタッフを怒っているような感じなのを見かけた。何を話しているのか聞こえなかったが、雰囲気的に怒っていたような。あまり見かけない光景。

DSC 1403 300x225 烏骨鶏ラーメン龍 in マカティ

 

 

さて、ラーメン。こちらが塩チャーシューラーメン(380peso 約800円)と餃子(120peso 約250円)。スープの味は、あっさりとしている。でも、烏骨鶏と思われる味がしっかりと香り、とてもおいしい。日本にあっても食べに行きたくなるような感じの味。餃子もしっかりと具が詰まっていておいしい。優勝軒などが出来るまで、マニラでおいしいラーメンといえば、龍(RON)と言われていた理由がわかった。

DSC 1405 300x225 烏骨鶏ラーメン龍 in マカティ  DSC 1408 300x225 烏骨鶏ラーメン龍 in マカティ

 

 

お店は、Makati の Pasay road にあり、Paseo de Roxas の近くにあります。お近くに行かれた際はぜひ。


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レアジョブ15万人突破

先日、これまで累計の登録会員数が15万人を突破いたしました。
これも皆様方の常日頃からのご支援の賜物でございます。これからもよりよいサービスとなるよう、取り組んでいきます!

オンライン英会話 レアジョブ、登録会員数15万人突破! ~ 設立5年3ヶ月で。2月1日から記念キャンペーンも実施~

 

オンライン英会話「レアジョブ」を運営する株式会社レアジョブ(住所:東京都渋谷区、代表取締役:
加藤智久 以下、レアジョブ)は、2013 年 1 月 23 日未明に登録会員数 15 万人を突破致しました。
またこれを記念して 2 月 1 日からキャンペーンを実施致します。

 
レアジョブは、2013 年 1 月 4 日よりレッスンの時間帯を毎日午前 6 時から深夜 1 時まで大幅に拡
大し、大変好評を頂いております。ビジネスマンの方々は昼間のランチタイムや空き時間を活用し
てレッスンをご利用頂き、主婦・シニアの方々には家事や子育て、予定の間の隙間時間などに気
軽にレッスンを受けて頂くなど、世代を問わずご利用頂きやすくなりました。

 

この度登録会員数が 15 万人を突破致しましたことは、ひとえに皆様のご愛顧、ご支援の賜物で
ございます。誠にありがとうございます。15 万人突破を記念し、2 月 1 日からキャンペーンを実施
いたします。詳細はレアジョブ HP にてご案内致します。( http://www.rarejob.com/ )

 

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◇代表取締役社長 加藤智久よりご挨拶
サービス開始 5 年強で 15 万人を達成することができました。
これも、ひとえに生徒様皆様のお蔭と感謝しております。
レアジョブのミッションは「日本人 1000 万人が英語を話せるようにする」でございます。
今回の 15 万人達成は、ミッション実現に向けた一里塚として考えております。
より一層のサービス向上に努めて参りたいと考えておりますので、引き続きご支援・ご叱咤を頂け
ますと幸いです。
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レアジョブは、業界ナンバーワンのオンライン英会話 事業者として、今後も皆様に、より身近に、
より気軽にご利用頂けるサービスを提供し、日本人の英語力アップに貢献致します。

 

 

 


レアともグッズ

ウェブを見てたら
レアともグッズ
って文字が目に入ってきた。
これってレアジョブ友達グッズの略なのか?!

「レアとも」と言えばレアジョブ友達のこと。

レアジョブ×ともだち
レアジョブ×とも
レア×とも
レアとも

そう思っていたら、こんなキャンペーンが。
http://www.goo-net.com/ipn/goo-kantei-show/1ch/

AKB48の板野友美のとものようだ。じゃあレアのほうはどういう意味だろうか。

レアジョブ×板野友美

ではなく、
レア = rare (まれな)
という意味ですね。

レアなグッズが当たるってことのよう。最近よくCMを見かけるけれど、そのキャンペーンのようだ。今後このキーワードをいっぱい見かけるようになるんだろうか。


人生が変わる2枚目の名刺

人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方』 柳内啓司 著
 人生が変わる2枚目の名刺

 

大学時代の研究室同期の柳内氏が本を執筆した。おめでとう!というわけで、早速AmazonでKindle版を購入し、i-padで読んでみた。

 

本業の組織以外に、土日などに別の組織で何かをやる、ということについての話。NPOなどでやっている人もいるし、個人で書籍を書く人もいるし、ソフトウェアを作る人もいるし。見方をビジネス的なところからそらすと、昼は会社の組織で働き、朝や夜、土日は家庭で良き父親・母親であるというのも同じことだと言えよう。学校のPTAをやるとか、町内会で何かやるとか、そういったことも同じだと言えるのではないだろうか。
働き方、という観点でみた場合の面白いことの一つに、本書の最後の部分にあるインタビューパートにて、こんな一節があった。

「名乗っちゃったもん勝ち」
「名乗ったところから始まる」

どういうことか。「コンビニアイス評論家」になるわ、と言った人が数か月後にマツコデラックスと共演していたという。自ら名乗ってしまう、言葉に出して発信する、ということは自分の強い意思表示にもなり、強烈なものになる。最初は中身がなくても、そうなるんだ、という意思があれば名乗ってしまうのがよい。自分でもがんばろうとするし、色んなチャンスも名乗ることによって巡ってくる。その際には、できるだけ面白い肩書きがいいだろう。

僕が実際に会ったことのある、面白い肩書きを名乗っていた人の例として、
合コン総研アナリストの松尾知枝さん
海外就職研究家のもりぞおさん
マニラのアイドル
などがあげられる。

Only Oneなポジションとなる肩書きは名乗ったもん勝ち。ライバルがいないし、どれだけ詳しいのか他の人にはわかりにく、でもそのことについては詳しいんだろうという印象が一発でつく。だから、もし何かそういうイベントや、困ったことがあれば、あっ、あの人に相談してみようとなるだろう。それが2枚目の名刺の効果。自分はどういう人なんです、というのをキャッチコピーで記憶してもらいやすくする。

本業もきちんとやるし、それ以外でも活躍する。様々な分野で活躍するというスタイルは日本でもどんどん定着していくんではないだろうか。


No.1営業ウーマンの「朝3時起き」でトリプルハッピーに生きる本

No.1営業ウーマンの「朝3時起き」でトリプルハッピーに生きる本』 森本千賀子 著

 No.1営業ウーマンの「朝3時起き」でトリプルハッピーに生きる本

 

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀にも昨年出演された、リクルートエグゼクティブエージェントの森本千賀子さんの著書。先日ある会で森本さんとお会いする機会があり、森本さんが自己紹介をされていたときに、こういう本を出してますとおっしゃっていたので、その場でスマホからAmazonでチェックして購入。いいなって思ったものはその場ですぐに行動。スマホの普及でそれがすぐに出来るようになったっていうのはありがたい。

 

朝3時起きというタイトルからもわかるような目立った行動力だったり、表情から醸し出されるポジティブな雰囲気だったり、できる営業の要素を兼ね備えている方だ。さらに、子育てと仕事をきちんと両立し、ワークライフバランスをはかっていることが本書からはよくわかる。これを成し遂げられている大きな要因の一つは、森本さんが時間を有効に活用しているからで、特に朝早くに起きてその間に様々な仕事をこなすというのが大きいのだと思われる。朝は何かに邪魔されないことが多く、集中できる時間だ。朝に英語のレッスンをレアジョブで受ける人もそうだが、朝は起きれば毎日きちんと時間を確保できるので長続きさせることが出来る。本書の中に「経営者が朝型の会社は伸びる」という一節があった。今は8:45くらいに出社しているが、もう少し早くに出社するようにしてみようかと思う。

 

本の中に、「契約にはモンブランのボールペン、名刺には香りをしのばせて」ということが書いてあった。お客様が契約書にサインする際には、自分の大切なボールペーンで書いてもらう。そんな粋な演出が出来るのってさすがだ。また、名刺にも香りをつけているんだそう。交換した名刺を嗅いでみたら、ほんのり香りがする。交換したときは気付かなかったんだけど、こういうさりげない心遣い、工夫ってすごい。営業の本にはよくこういった独自の工夫が書かれているが、自分も何か工夫して独自のものを取り入れられるようにしていきたい。

普段の仕事で活用できる細やかな気付きを与えてくれる本だ。


だから韓国人は英語が話せるようになる!韓国の英語教育のひみつ

韓国は英語教育が進んでいて、英語を話せる人は多い。それはもう常識だ。サムスンがTOEIC (LR) 900点を新入社員の足切りラインにしていたり(現在は、スピーキングテストが使われている)、LGも800点が足切りラインだったりする。日本では課長の昇格条件が730点、なんていうのとは訳が違うんです。いい企業に就職するためには、英語ができないと採用されない。だから、皆英語の勉強をがんばる。つべこべ言わずにがんばる。ちなみにTOEFL iBT(120点満点)の2011年の平均点は、韓国が82点、中国が77点、日本が69点だ。この差はかなり大きい。そこまで言語差がない民族同士でなぜこんなに差が出るのか、それは英語教育の差にある。

 

1997年、アジア通貨危機で韓国はIMF管理下に入った。そこから、海外に出てがんばるために国も英語教育に力を入れ、国民に広がった危機感からも英語熱が高まった。小学校では英語教育が5年生から始まり、2001年には小学校3年から英語教育が始まるようになった。大学でも英語の統一試験はあり、TOEFLなども利用されてきた。フィリピンに語学留学する人はとても多く、フィリピンにいる外国人の大半は韓国人だ。そんな韓国で、英語の国家試験が導入された。それがNEAT (National English Ability Test)だ。

 

NEAT  ~ National English Ability Test ~

NEATは、英語の国家試験だ。1級、2級、3級と3種類がある。1級のテストは、大人向けテストでビジネス英語が中心となる。TOEICのようなもので官公庁向けだ。2級のテストは、学術英語が中心で、大学入試に利用される。3級は日常英語で芸術系大学の入試などで使われる。4技能を測るテストになっていて、Speaking / Writing / Listening / Reading の全てが問われる。ここがポイントだ。日本の大学受験では、Reading、特に文法に力点が置かれる。Speakingはほとんどなく、和訳が中心だったりする。英語で考えられれば和訳などいらないのに。

1級に関しては、2013年に5万人、2015年に15万人の受験者を見込む。2級、3級は2013年に60万人、2015年に120万人の受験者を見込む。こちらは、大学受験に必須となる試験なので、必ずこれだけの人が受けることになる。ちなみに、大学個別での英語試験はなく、NEATだけになる予定だ。

NEATのスピーキングテスト、TOEIC SW のスピーキングテストの問題に似ている。質問を出されてそれに答えたり、6つの絵を見てその内容について答えたり、情報提示された資料をもとに答えたり、というもの。英語で説明するとなると難しい、と感じる人も多いだろう。そんな試験が大学受験のために必要となる。皆、これのために勉強をするので、スピーキングの実力は伸びていくだろう。韓国の英語教育制度、とてもいい制度だと思う。

 

受験を変えれば英語教育も変わる

高校生にとって英語を勉強する目的は、テストのためだ。大学に合格するために、英語を勉強する。学校も合格者数を増やしたいのでそのような方向に力が入れられる。いくら将来英語が必要になるからやったほうがいいと言っても、多くの人を動かすことは難しい。明確な目的があるのは大学受験。テストのために英語を勉強する、というのは本来の目的とは違うのだが、それ以外で皆に英語を勉強させる方法を探すのは難しい。それならば、テスト対策が本当に役立つものになっていればよい。日本人の英語力を話せる方向に持っていくためには、大学受験自体を変える方向に持っていけばよい。大学受験がスピーキング中心になれば、高校の英語授業も必然的に変わる。文法中心ではなく、スピーキング中心になる。韓国のNEATのように、日本もスピーキング試験が導入されれば、きっと良い方向に変わっていくであろう。


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