アーカイブ ‘ 2012年 12月

コンセプトのつくりかた

コンセプトのつくりかた 玉樹 真一郎著

 コンセプトのつくりかた

 

Wii のコンセプトを作った人が書いた本である。コンセプトを作り上げるためには、どのような方法で作っていけばよいのか。そして、何に気をつけていくと作っていくことができるのか。そんなことが書かれている本である。

 

まず、コンセプトとは何か。コンセプトは以下のようなものである。

コンセプトは、
・ものづくりの一部
・世界を良くする方法
・あなたがしあわせに生きられる方法
・母国語を用いた文字20字程度の言葉
・未知の良さに形を与えたもの
・ビジョンの集合体から生み出される
・アイテムの集合体によって伝えられる
・何を用いて、何をしたいか

 

この中でも、「未知の良さ」というのがポイントの一つになる。性能が良くなったとかは、既知の良さ。未知の良さはまだ世の中の人が気づいていない良さのこと。だから、そのビジョンを語っても否定されることが多い。でもそんな否定される多数のビジョンを集めることはコンセプトへの近道になっていくのである。

 

さて、ものづくりにおいては、4つの原理がある。

「すきになる」
生きるあなた 未知の困難を極める冒険を薦めるための原動力
 
「かわる」
コンセプトワークするあなた 未知という存在を認められるよう、変化する勇気を持つ
 
「わかる」
プレゼンするあなた コンセプトが世界を良くする方法であり、皆が幸せになる方法だとわかってもらう
 
「できる」
プロジェクトを行うあなた  コンセプトを信じ、知恵を出し続けて良いものをアウトプットする

 

この4つが揃うと、良いものに近づいていく。あとは苦しいけれども信じて行っていく。どうやっていけばいいのか、具体的にはどんな感じになるのかについては、
「ゲーム人口の拡大を新しい据置型ゲーム機の開発によって達成せよ」
という例をもとに、
「お母さんに嫌われないゲーム機」
というコンセプトが出てくるまでを本書では示している。

あるミッションを達成するためのコンセプトワークを成功させるための参考になる本だ。


インターンが考えた企画に参加・・・

なんだか、インターンが考えたこんな企画に参加することになった。

 

「もしレアジョブ社員にイタいセリフを言わせてみたら…」

http://rarejobnavi.com/archives/1898

 

 

 

で、出来た写真がこれ。

 

 

 

 

 

 

de54f6c98c27005417e3b867e8da0ef11 253x300 インターンが考えた企画に参加・・・

タイトル:「ガリ勉中村君」

 

 

似合っているというコメントをいくつかもらいましたが・・・

 

 


マニラで一番おいしいとんこつしょうゆラーメン屋、優勝軒に行ってきた

マニラのアラバン(Alabang)に、大勝軒系のおいしいラーメン屋がオープンしたという噂を入手した。優勝軒というらしい、アラバンのMOLITOというところにあるらしい、これしか情報がネットでは得られなかったが、早速行かなくては!!ということで週末にはるばるアラバンまで行ってきた。通常ならケソンから1時間半くらいかかるところを奇跡的にEDSAが空いていたので、マカティまで10分、アラバンまで約30分で着いた。早い。13時頃に着いた。

 

MOLITOのどこら辺にあるのかなと歩いていると、あった。ラーメン屋の名前は 優勝軒 英語だと YUSHOKEN。日本食レストランomakase の隣に、こんな感じであった。

 

DSC 1302 300x225 マニラで一番おいしいとんこつしょうゆラーメン屋、優勝軒に行ってきた   DSC 1303 300x225 マニラで一番おいしいとんこつしょうゆラーメン屋、優勝軒に行ってきた

 

早速お店に入ってラーメン!と思ったら、店に入るなり、 こんなことを言われた。

“Sorry, soup is out. We cannot serve ramen. You can come back for dinner. Our dinner time starts at 5:30pm.”

えっと、まじっすか?!はるばる高速乗ってアラバンまでラーメンを食べにきてスープ切れ、、、、13時なのに、、、茫然となる。店の入口に貼られていた張り紙には確かにこんなことが書いてあった。この情報を知っていればもっと早く来たのに。。。

 

Ramen Yushoken will be fully operational by January 2013. Meanwhile we can accept customers on a limited basis for lunch and dinner. That means we can only serve a limited number of bowls per day and on a first-come-first-served basis. We cannot accept reservations. No take-out and no-delivery. CASH ONLY PAYMENTS.
Our schedule for December is as follows:
- Lunch 11:00am – 2:30pm
- Dinner 5:30pm – 10:00pm
- Closed on Mondays
We apologize for the inconvenience. Thank you for your understanding!

 

DSC 1319 300x225 マニラで一番おいしいとんこつしょうゆラーメン屋、優勝軒に行ってきた

 

とりあえず、MOLITO にある別の洒落たカフェ、Le petit Cheri にいるとあっという間に4時間が経ち、17:30になった。いざ、リベンジ!!
17:30過ぎに行くとすでに何人か先客がおり、 知っている人も来ていた。お店の中はこんな感じで落ち着いたラーメン屋。日本人が厨房にいて、「いらっしゃいませ!」という掛け声には気合いが入っていて、厨房ではフィリピン人スタッフに色々と教えていた。これは味に期待が出来そう。

 

DSC 1314 300x225 マニラで一番おいしいとんこつしょうゆラーメン屋、優勝軒に行ってきた

 

頼んだのは、一番人気メニューと思われる、とんこつしょうゆラーメン!オーダーからほどなくしてラーメン登場。見るからにおいしそう、期待が高まる。

 

DSC 1316 300x225 マニラで一番おいしいとんこつしょうゆラーメン屋、優勝軒に行ってきた  DSC 1317 300x225 マニラで一番おいしいとんこつしょうゆラーメン屋、優勝軒に行ってきた

 

スープからいただく。うん、おいしい!!日本のおいしいとんこつしょうゆラーメンの味と変わらない。麺も適切な固さになっているし、具も多すぎず少なすぎず適量。マニラにある普通のラーメン屋のとんこつラーメンとはレベルがまるで違う。出てくるまでの時間やその他のサービスレベルも問題なし。マカティの三ツ矢堂製麺のつけ麺もおいしいが、優勝軒のとんこつラーメンもおいしく、サービスレベルはアラバンの優勝軒のほうが高かった。

 

ちなみに値段はとんこつしょうゆラーメンで350peso(約700円)、これにサービスチャージがのっかり、381.25 peso(約763円)。日本のラーメンと変わらない値段ではあるが、とてもおいしい。また食べたくなる味。富裕層向けとしてアラバンの新規開発地区に店を構えたのかもしれないが、フィリピン人の客も多く、他の場所でもかなりいけると思う。ぜひ、アラバンを足がかりにして、ケソンにも進出してきてほしい。

 

日本のおいしいラーメン屋を営む皆様、マニラにはチャンスがいっぱい落ちていると思うので、ぜひ進出を!

 


関連記事(マニラのラーメン):
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Nomamaラーメン
けんじ亭
山頭火
一康流
吉虎
味千ラーメン
烏骨鶏ラーメン龍
優勝軒
御縁 Go-En
春日ラーメンハウス
三ツ矢堂製麺


マニラの普通のラーメン屋を試してみた

ラーメン屋が続々とマニラに増えているが、街中に存在する日本食料理店のラーメンはどんな味がするのか、いくつか試してきた。オフィスから徒歩10分くらいのところに2軒試してみたくなるレストランがあったので行ってみた。

 

一つ目は、御縁(Go-En)という日本食料理店。フィリピン滞在の日本人向け情報誌Primerにも宣伝が載っていた。さてさて、どんなところか。店はEsguerra Avenue沿いにあり、Moon Leafなどの店が集まったビルの1階にある。

 

DSC 1285 300x225 マニラの普通のラーメン屋を試してみた

DSC 1280 300x225 マニラの普通のラーメン屋を試してみた

 

メニューはラーメン、つけ麺とお好み焼き、ハンバーグ、鳥の照り焼きとか。値段はちょっと高め。ハンバーグが310peso(620円)でラーメンは350peso(約700円)、つけ麺が420peso(約840円)。ハンバーグ、定食と書かれていないのは気になったが、案の定、ハンバーグと野菜のみでご飯は付いていない。ただし、冷たいお茶はついていた。味のほうは、、、普通。Arafu cafe のハンバーグ定食と比べるとハンバーグの質はかなり劣る。つけ麺も試してみたが、、、普通。

 

ハンバーグ(310peso = 約620円)
DSC 1283 300x225 マニラの普通のラーメン屋を試してみた

 

つけ麺(420peso = 約840円)
DSC 1281 300x225 マニラの普通のラーメン屋を試してみた

 

続いて、御縁から徒歩数分のところにある春日ラーメン。タクシーに乗ってて気付いて、行ってみるかと思ったお店。

 

DSC 1293 300x225 マニラの普通のラーメン屋を試してみた

 

とんこつラーメンに餃子がついて250peso(約500円)、餃子がつかないと20 pesoくらい安かったはず。あんまり差がないので、餃子付きをオーダー。さてお味は、、、普通。とんこつの味はするけど、普通。いまいちねぎがラーメンにあっていない。餃子のほうも、普通。うーん、やはり普通の日本食料理店は普通の味になってしまうのかな。もっと本物の味を同程度の値段で出せる店が日本から進出してきて欲しい。

 

とんこつラーメン、餃子付き(250peso = 約500円)
DSC 1290 300x225 マニラの普通のラーメン屋を試してみた

 


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クリスマスパーティー in フィリピン

日本では、忘年会で1年を締めくくるが、フィリピンではクリスマスパーティーで1年を締めくくる。フィリピンの人達のクリスマスにかける情熱はすごく、英語の月で、-berがつく月、すなわち September, October, November, December がクリスマスシーズンだ。9月からもうクリスマスシーズンだね、となる。そんな感じなので、街中は12月ともなるとクリスマス一色で、飾り付け、ライトアップ、ツリーがいたるところで見られるようになる。クリスマスはプレゼント交換などでもお金を使うので、13 month payment という1か月分のボーナスのようなものを12月に出すことが法律で義務付けられているほどだ。12月はいつもの倍もらえて、プレゼント買えますね、ということ。

 

フィリピンオフィスもクリスマスムード一色。ツリーが飾られるだけでなく、クリスマスパーティーのために様々な準備が精力的に行われる。コンテスト形式で今回は行われた。一つ目は、各部署毎に自分たちのスペースを飾り付けして、それを競い合うもの。

 

DSC 1241 300x225 クリスマスパーティー in フィリピン

 

二つ目は部署横断のチームを7つ作り、ミュージックビデオをそれぞれ作成して、競い合うもの。これらのレベルがなかなかに高い。オフィスの飾り付けは上のような感じで、残った紙コップなどリサイクル品で作られている。ミュージックビデオは結婚式に出てくるようなクオリティのものを各チームが作ってきていた。何日かかったのだろうか。それにしても発想の豊かさはすごいな、といつもながら驚かされる。

 

クリスマスパーティーは朝10時から開始され、コンテストの順位発表や、raffle (くじ)や、ダンスなどなど、色々なことが行われて時間が過ぎていく。また、当日はヘッドピースを付けてくる!というのが一つのテーマになっていたので、色んな格好をしてきている人がいた。マスクをしている人から、手作りの王冠のようなものまで。パーティーにかける意気込みは本当にすごい。ちなみに、クリスマスパーティーに協力スポンサー(オフィスビルの会社やインターネットプロバイダなど)をつけて、抽選のプレゼント原資としていたのが凄い。

 

自分たちのところだけが特徴的なのかというと、そういうことはなく、フィリピン企業は程度の差こそあれ、大体こんな感じのようだ。何にでも全力で楽しんで取り組めるってすごいことだ。

 

DSC 1247 300x225 クリスマスパーティー in フィリピン DSC 1251 300x225 クリスマスパーティー in フィリピン


TOEIC SW って知ってますか?

11月4日に受験したTOEIC SW の結果が返ってきた。まだまだ TOEIC SW の認知度は低いかもしれないが、英語力を評価するにあたり、読めて聞けるだけでなく、話せて書けるかかどうかも評価する必要がある。従来のTOEIC は LR でListening & Readingを評価していたもの、この SW は Speaking & Writing を評価するもの。スピーキング200点、ライティング200点の400点満点で、10点刻みの得点となる。会場にてPCに向かって打ちこんだり話したりする形式で約80分で終わる。総合的な英語力のためには、この両者をトレーニングしていく必要がある。だから、TOEICは990点満点ではなく、1390点満点(LR 990点、SW 400点)ととらえるのがよい。

 

TOEIC SW の結果シートに、色々な情報が載っていたので、ここで共有したいと思う。まず、今回の受験者総数は373人。ちょっと少ないですね。これからスピーキングの重要性を広めていかないといけないと感じる。続いて、最高点と平均点。スピーキングは満点の人がいるものの、ライティングは満点の人がいなかったよう。多くの人がいるにも関わらず満点がいないということは、かなり厳しく採点しているのではないかと予想できる。平均点はスピーキング123.9点、ライティング137.9点で合計261.8点。自分の点数は2回ともスピーキングのほうが高かったので、スピーキングの方が全般的に得点出やすいのかなと思ってただけに、ライティングのほうが平均点高いのは意外だった。やはり、日頃からの英語を話す量に大きく依存している結果なのかもしれない。日本人がもっともっと話す量を増やせば、この点数は逆転するだろう。

 

総合結果

Speaking Writing
最高スコア  200 190
最低スコア  10 20
平均スコア 123.9 137.9
標準偏差 29.5 26.7

 

スコア分布 (スピーキングテスト)

スピーキングスコア Proficiency Level 人数 %
190 – 200 8 8 2.1
160 – 180 7 34 9.1
130 – 150 6 158 42.4
110 – 120 5 89 23.9
80 – 100 4 62 16.6
60 – 70 3 15 4.0
40 – 50 2 4 1.1
0 – 30 1 3 0.8

 
スコア分布 (ライティングテスト)

ライティングスコア Proficiency Level 人数 %
200 9 0 0
170 – 190 8 34 9.1
140 – 160 7 196 52.6
110 – 130 6 104 27.9
90 – 100 5 25 6.7
70 – 80 4 7 1.9
50 – 60 3 4 1.1
40 2 2 0.5
0 – 30 1 1 0.3

 

スピーキングには、Pronunciation Level (発音レベル)と Intonation and Stress Level (イントネーションとアクセントレベル)というものがある。この分布も合わせて記載されている。ランクは3段階で3: High, 2: Medium, 1: Low で表わされる。
 

Pronunciation Level 人数 %
3 : HIGH 81 21.7
2 : MEDIUM 267 71.6
1 : LOW 25 6.7

 

Intonation and Stress Level 人数 %
3 : HIGH 84 22.5
2 : MEDIUM 274 73.5
1 : LOW 15 4.0

 

自分自身の点数は、スピーキング180点、ライティング160点、Pronunciation : High, Intonation and Stress Level : High という結果だった。先日受けたLR はListening 495点、Writing 480点だったので、合計1315点。今後はLRだけではなく、SWの点数も問われる時代になるはず。韓国では既にそのようになっている。遅れて日本もそれに続いていくだろう。ぜひ TOEIC SW を受けてみよう!


第一回スピーチコンテストを開催しました

本日、レアジョブ初のスピーチコンテストを開催しました。スピーチコンテストを行えば、英語を学習する上での大きな目標にもなるし、練習によってより語学力も向上する。また、皆に自分の想いを伝えるという言葉が本来持つ役割をしっかりと実感することが出来る。そんな想いで企画したスピーチコンテスト、ちょっとハードルは高いのでは、という思いはどこへやら、100名以上の応募があった。そんな100名以上の応募者の中から選ばれたファイナリスト10名によるスピーチが今日行われた。

 

観客も数十名程入り、スピーチコンテストスタート。トップバッター、すらすらすらっと口から英語がでてくる。感情を込めた語り口で内容も素晴らしい。一人目が始まったところで、ものすごい練習してきたんだな、ということが強く伝わってきた。出場者全員ハイレベルで、出場者のレベルの高さに驚かされた。これは練習の成果の表れだ。内容に関してもしっかり構成されているし、語り方もしっかりしている。感情が込められていて、想いが伝わってくる。きっと、これまでの1か月間、講師とともに必死に文章を推敲し、それを覚え、感情が伝わるように練習してきた。それがしみじみと伝わってきて、胸が熱くなった。

 

受賞者の受賞後のスピーチにも胸が熱くなった。スピーチコンテストにかける想いが伝わってきた。応募者の皆様の日々の生活の中にスピーチコンテストが大きな目標としてあり、それを常に頭に入れて1か月間過ごしてきた。やってよかった、そう皆が思う、凄く胸の熱くなるいい会だった。今後もこのようなお客様のためになる企画をしていければと思います。

 

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