アーカイブ ‘ 2012年 10月14日

フィリピンでの結婚式

先日、マニラで行われた結婚式に出席した。フィリピンで行われる結婚式は色々と決まりがあり、日本と異なる部分は多い。

・新婦側、新郎側、それぞれテーマカラーを決める
・そのテーマカラーに沿ったドレスを着てくる
・新郎側にはBest man 新婦側には Maid of honor  という人を1名ずつ付ける
・結婚式は神父さんや市長(?)のような人などが合計1時間くらいありがたいお話をする
・教会であげる結婚式は1時間半くらいやる
・終わった後に、新郎側親戚、新婦側親戚、新郎側友人・・・などなど順々に新郎新婦と写真を撮っていく

 

DSC 0978 300x225 フィリピンでの結婚式

 

その後、披露宴(reception)が行われる。これまた日本とはちょっと異なる感じで、もっと柔らかいパーティーのような、二次会というような感じ。新郎新婦は登場するやいなや、すぐに踊りだす。というか、踊りながら登場。そして、各席の人達が新郎新婦と写真をとってそのままビュッフェ形式の食事を取りに行く。

 

そんな中、スピーチを担当させていただいた。一部、彼のエピソード紹介。

 

Tomohisa-san always tries hard to do once he has decided to do it. When it comes to work, it is without a doubt that he does as CEO of RareJob. But it’s only at work. The same holds true with his love life. Yes, he works hard every single day whether in Japan or in the Philippines. But when he’s here, he finishes his work at the time that Lena-san does so he could see her every day in Eastwood. He has such energy towards his love life.

 

その後、余興も一つ。高校の同級生で、会の開始30分前に練習して段取りを決めた運動会の振り、ぶっとばせ。日本の伝統がフィリピンの人にも伝わったのではないだろうか。その後、新郎・新婦から両親への手紙あり、新郎新婦は退場、、、ではなくってそこからみんなでダンス。それがフィリピン流の披露宴のようだ。フィリピンらしく何事もみんなで楽しく。とてもいい式で、まわりの人もみんな楽しんでいた。

 

最後に、たまたま出会ったマニラの映画スターやマニラのアイドルともパチリ。

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お幸せに!


弱くても勝てます ~開成高校野球部のセオリー~

この本、読まないわけにはいかない。母校の野球部について書かれている。軟式野球部でもお世話になった青木先生が主役の一人だ。

 

「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー

 弱くても勝てます ~開成高校野球部のセオリー~

 

はじめにの部分でこんなことが書かれている。

「本書は、超進学校として知られる開成高等学校の硬式野球部が甲子園大会に出場するまでの道のりを記録しようとしたものです。」

えっと、、、そう著者は取材を通して、ひょっとしたらそんなことが達成されるんじゃないか、そう感じたのだ。それはなぜか。弱者には弱者なりの戦略がある。常識、セオリーと言われることをただ普通にやっていたら、強いものにはいつまでたっても勝てない。通常のセオリーではない、非常識なことをやることによって、勝てる確率をあげる。それが弱者にとって必要なこと。ギャンブルをするのだ。1回戦を勝つ戦略なら普通の練習で良いが、甲子園を目指す、強豪に勝つためにはそれが必要となる。

 

では、開成はどうやっているのか。どさくさにまぎれて勝つ。10点取られても15点取って勝つ。2-1とかは狙わない。そういう野球をやれば、どさくさにまぎれて弱いものでも勝てる可能性が出てくる。守備はエラーすることを前提とし、普通に野球ができる守備ができればよい。投手はストライクが入ればよい。グランドを使える時間は週1回、だから、打撃だけを徹底的に練習する。バントもしない。打って打って打って打ちまくって、エラーや相手の動揺を誘い、どさくさにまぎれて勝つ。明確な戦略だ。

 

強いチームであれば、野球のセオリーに従って、しっかりとバントしたり、守備練習をしたりすれば勝てるだろう。しかし、そもそもの運動能力は低い上に練習時間も限られている。そんな状況ではギャンブルに打ってでるのが一番勝てる確率が高くなる。10-0で負けるかもしれないが、15-12で勝てるかもしれない。そんな戦略。弱者が勝つためには、まず弱者が弱者であることを認め、そのうえで勝てる確率が高くなるための最善の方法を常識を捨てて考える必要がある。そんなお手本。

 

http://gkgk.info/nocategory/195/
こちらの記事でも記載したが、開成高校の野球の試合からは本書の通り、一貫したわかりやすい戦略が見て取れた。

 

この本では生徒のインタビューも多数のっていて、そこから読み取れる考え方も書かれている。本を読んでいると、たしかに開成生は変わっているのかもしれないなぁと思う。本当にそうかなぁ、と感じるところはあったが、卒業した人達が少し集まると、ちょっと違う雰囲気なのでやっぱりそうなのかもしれない。



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