夫婦は一生わかり合えないのと同様、上司と部下は理解しあえない
「朝60分で部下が変わる!」 嶋津 良智 著
いかにもスタバのカップを意識した表紙の本。
本の内容はというと、上司と部下のコミュニケーションの取り方に関して。
実際に著者が実践していた朝60分、1対1で始業前に朝食を取るという
スタイルの紹介だ。
コミュニケーションが大事、というのはよく言われることだと思うが、
具体的にこうやって実践していました、と細かいところまで落とし込んでいる。
そんな本の中で、印象に残った一節がこちら。
知り合いの外国のご婦人が、「夫婦は、一生わかり合えないものなのよ。わかり合えないからこそ、会話することをやめてしまったら、夫婦なんておしまいよ」といっていました。彼女は、「夫婦」とはいいましたが、国籍の違いや、男と女の違いというより、わかり合おうとする努力があるかどうかが重要であるということなのでしょう。
夫婦を上司と部下に置き換えてみてください。そもそも、上司と部下はわかり合えないものなのです。この前提を持っているかいないかで、お互いの関係は変わってきます。
上司と部下はわかりあえない前提でいなければいけない。
これを前提に持っていると、勝手な思い込みによる判断がなくなる。
わかりあえない前提なので、言わなくても伝わっているなどと思わず、
必要なことを必要なタイミングで具体的に話していく必要がある、
という考え方をしっかりと持つことができる。
お久しぶりです。
上司と部下の関係、僕もそのことですごく悩んだ時期がありました。
転職してみて、上司と部下が良好な関係を築くには、お互いの考え方や仕事の目的を的確にシェアすることが大切なんだと気づきました。そういったことも、「分かり合えない前提」で考えればごく当たり前なことなのかもしれませんね。
お久しぶり。
考え方や仕事の目的ってのをクリアにするということはとっても大事ですよね。
7つの習慣ですね。