月額9,800円の英文添削アプリHinative Trekを1ヶ月試してみた
株式会社Lang-8が今年リリースしたiOSアプリの新サービスがHiNative Trek。月額9,800円で平日に1日1問ずつ出題される英語の課題を解いていくサービスだ。課題は主に和文英訳など英文を書いて提出する。内容はIT業界に特化したものとしている。どんなものなのか、実際に入会して1ヶ月体験してみた。
金曜日に入会してみたのだが、初回の課題は、次の和文を英訳してみよう、というもの。
「私たちのサービスは競合の2倍のMAUです」
文章としてはIT系っぽい内容だ。これを英語で書いて、提出した。音声での提出もできて、慣れてくればそっちのほうが簡単だ。提出すると、模範回答が自動で表示される。そして待つこと数時間、、、添削は返ってこない。添削が返ってきたのは翌日の昼頃。こういう表現のほうがいいよ、というコメントとその音声が返ってきた。返信内容のクオリティとしては十分だ。
願わくは、初回の回答後すぐに添削が返ってくると嬉しい。初回の時ってどれくらいで返答あるのかわからなくてペースがつかめていないから。今回は金曜日から始めたこともあって、初回提出後、土曜、日曜は課題がなくってちょっとしょんぼり。せっかくやろうと思っていたところで、課題がないのは良くないなと感じる。平日だけにしているのは回答の関係かな、と思うけど、毎日課題が来るようにしたほうがリテンション伸びるんだろうな。回答は平日だけ来る、でもかまわないけど。
そしてまた月曜日から課題が送られてきた。こんな感じでいろんな課題が平日に1個ずつ送られてくる。
結構簡単な一文英訳の課題が多かった。ただ、aとtheの細かい使い方とか、間違える場面はよくあるので、そういった細かい部分も学習したい人にとってはいいだろう。何より、毎日一問ちゃんとやろうという習慣になるのがいいところだ。
ユーザーとしては、その人の回答の正解度合いによって次の問題の難易度を変更させていくというのがあってもよいと思われる。簡単すぎても合わないし、難しすぎても合わなくなる。だから、その人にあった難易度のものになっていけばいい体験になるだろう。
値段は月額9800円、ちょっと高い。英文添削というくくりでみると、英語便というサービスがあってそちらは5,000文字で9,900円という価格設定。HiNative Trekの場合は、一つの課題でだいたい文字数は100文字程度。となると、月に2,000文字程度。単純に文字数で考えれば月額4,000円程度でいいんじゃないかなと考えてしまう。もっと広めていくためには、月額980円〜3,000円程度で提供できるようにする必要があるんだろうな。