ライフネット生命のふれあいフェアに行ってきた



ライフネット生命の出口社長の話が聞けるということで、ライフネット生命のふれあいフェアに参加してきた。これは、ライフネット生命がお客様と直接ふれあえる場として続けているイベントだ。今回の参加者は最初6名で、途中から一家族(2名+子供2名)増えて合計10名程度だった。それに対して参加した社員は社長を含めて8名程度。凄い力のいれようだと思った。

 

さて、会場に入るとまずはジュースやお菓子、サンドイッチなどが用意されていて自由にいただくことができる。そして、お子様が来ても大丈夫なように、保育士さんと遊ぶスペースが用意されている。保険の顧客を考えてのことで、さすがである。

 

まずは社長の講話。ライフネット生命全般の話し。本にも載っている話しがいくつも出てくる。コピーライターが社長の想いをまとめたライフネットのマニフェストに沿った経営をしている。だから、Webサイト、商品、マーケティング、一貫したストーリーになっていて、社員が増えてもぶれにくくなる。社員が増えると色々な考え方が出てきてぶれてしまうというのは良くある話しだ。それが起こらないのは、マニフェストという同じ旗のもの、皆が働けるようになっているから。だから、たとえライフネットの企画面白いから何か一つをぱっと真似してみよう、としたとしてもうまくいかない。全体のストーリー、それに基づく各施策、それが最大の強みになっていると感じる。

 

マーケティング施策に関しては、TVCMなど地域毎に行い、きちんとどれだけの顧客数増加があったかを測定しているという。きちんとKPIの測定をする一方で、10人以上集まればどこでも講演をしに行ったり、少人数のお客様ふれあいフェアを行ったり、会社見学や保険相談を行ったりする。これは、お客様にファンになってもらうことが重要だと考えているからだという。ファンになってもらい、そこからクチコミが起こるだろうという仮説だ。広告のようにお金を投下するものではなく、スタッフの時間だけで、お金をかけなくても出来るものに関しては、お客様の要望があればどんどん行っていく。測定しにくいWeb系広告などに関しては、一定枠内で最大の効果を出すように工夫する。短期では測定できないが、コンテンツの残るものであれば、1年後にまたNAVERまとめにのって広がったりすることもある。どちらの広告もきちんと測定はするが、長期で考える施策においては一定の予算内で行い、仮説に基づいた測定できる指標を作っている。短期と長期を分けて考えつつも、きちんと効果測定をする、見習うべきことが多かった。

 

きちんとしたストーリーがあり、しっかりと明文化された守るべき具体的理念がある。それに沿って多くの仲間が働く。だから強い。自分たちも、そんな会社になるよう、がんばっていきたい。

 

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