マーケティング理論をニッチな分野で活用する
マーケティングをかじったものであれば、マーケットインだとか4Pだとか、ブルーオーシャン戦略だとか、そういったことをご存知だろう。通常は、そういったことを考慮しながら商品戦略を考えたりする。実際のビジネスではそれがうまくいったりいかなかったりする。こういった考え方は、何もビジネスだけでしか利用できないものではない。その他のことにも応用できる。
先日、ネタとして誕生日プレゼントに本をもらった。
これ、なんともなんとも、、、というネタ本ですが、マーケティングという観点を本書で随所に混ぜていて、論理的に書かれているからちょっと面白い。まず、目標・KPIが明確である。
目標 = 多くのかわいい女の子とセックスする
KPI = かける コスト(時間とお金)、かわいい女の子とセックスすること(人数)
これを達成するために、最も効率的な方法はナンパだと。そしてそのナンパをして成功率をあげるためには、競合が少なく、自分という商品を売りやすい相手がよい。従って、「銀座でアラサーOLをスーツでナンパ」するのがよいとか。理由が論理的で面白い。また、この目標を達成するために、コスト面では家と服に投資し、それ以外はけちるという考え方も論理的で面白い。目標を徹底的に達成していくための方法が論理的なのが読んでいてすっと入ってくる、そしてくすっと笑える。マーケティング理論をこの目的に特化させてしっかりと活用している例である。一つの目標を達成するために、真剣になって考え分析し実行している人は、どういう分野であれ尊敬に値する。
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