英語の決まり文句を言えるようにするために



英語がある程度出来てくるようになると、ちょっとしたネイティブのお決まり文句はなんとなくわかるようになる。例えば、

 

“I’m tired. Why don’t we take a break?”
“We’re almost there.”

 

意味わかりますか?後少し、もう一息だよ、という意味です。これは何となく文章の前後関係や字面から考えてわかるかなと思います。ですが、ちょっとわかっていないと理解しにくい言い回しなんかもあります。こういったものは文章読んで、どういうことからその意味になっているのかを一度理解すると覚えやすい。

 

“I don’t have the courage to speak to her.”
“You have nothing to lose.”

 

この場合、
「あなたに失うものは何もない」 ⇒ 「だめもとだろ」
というニュアンスのフレーズになります。一文だけだったら意味がわからなくとも、会話形式になっていると意味を推測しやすくなります。だから、こういった会話形式で覚えておくとストーリーとして頭に入りやすく、覚えやすいです。

 

“You don’t say.”

これってどういう意味?と聞かれてわからなくても問題ありません。実際の会話では、

“Mike is studying hard.”

“You don’t say.” 

という風に使われ、ここで意味がわかれば問題ありません。この文脈ならなんとなく想像できますよね。「ほんとに~~?」みたいなニュアンスですね。一文だけで聞かれてわからなくても問題ありません。実際に使われるのは文脈の中です。覚えるときは一文だけではなく、文脈と一緒に会話形式で覚えていきましょう。

 

聞いてわかるようになったら、自分でも使えるようになりたい。そう思うのは自然なこと。実際、こういったフレーズは使わなくとも困りはしませんが、使えるようになるとちょっと進歩したなとか、カッコイイなと思ったりしてさらに学びたくなるもの。ではどうやって実際に使えるようにするのか。とっさに出てくるようにするためには、実際に口に出してどんどん使っていくしかありません。実際の対話形式のフレーズ集をもとに、ロールプレイングをしてみましょう。フレーズ集としては、下記の本はなかなかまとまっていてよかったです。あとがきに書いてありましたが、著者の晴山先生は、本書のフレーズを実際にスカイプ英会話の講師とロールプレイングしていたそうですよ。ちょっとイケテル英語フレーズを身につけたい人にオススメです。

 

超キホンの日常会話なのに日本人なら必ず間違える英語

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