オリンピックのスピーチで見た日本人が目指すべき英語力



先日、2020年オリンピック開催地が東京に決まった。そこでの日本の方々によるスピーチ、とてもよかった。何がよかったのか。心を打つような内容、心のこもった話し方、身振り手振り表情。英語サービスを提供するものとしては、英語でのプレゼンというものの、最終形を見たような気がした。

 

日本人が英語を勉強していくとき、どのような姿になりたいか、色々と考えるであろう。ディスカッションをする場面、プレゼンをする場面、相手の話を聞く場面、様々な場面がある。日本人が目指すべき英語としては、相手に自分の伝えたいことが伝わること、相手の言いたい事がきちんとわかること、だと思う。そのうちの一つ、プレゼンやディスカッションで問われる、相手に自分の伝えたいことが伝わること。その目指すべき最終系が今回の日本のオリピンック招致におけるプレゼンだったと思う。

 

おそらくものすごい得意というわけではない英語を使って皆プレゼンする。しかも国を背負った中でのプレゼン。でも、その身振りや表情、声のトーン、そういったことも含めて、とっても言いたいことが伝わってきた。必ずしも発音が凄いきれいとか、流暢とか、とっても凝った言い回しだったりとか、そういうのがあったわけではない。自分にあった内容で、たくさんの練習を繰り返し本番にのぞんだんだと思う。この姿、これこそが日本人が英語を勉強する上で、目指すべき姿だと思う。プレゼンでああいうことをきちんと出来るようにする、それが英語学習における英語でのプレゼンの目指す姿。

 

こちらがその映像。通訳なしのバージョンがいいんですが、それが見つからなかったので、通訳が入っちゃってます。

 

英語でスピーチをする。とっても勉強になるので、皆さん、ぜひ機会を作ってやってみましょう!





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