アーカイブ ‘ 2014年 5月

フィリピンのスタートアップloolooが展開するオウンドメディア

ちょっと注目していたフィリピンのスタートアップlooloo。 フィリピンのレストランなどの情報を集め、そこにクチコミを書くことができるアプリだ。食べログのフィリピン版!と言いたいところだが、そんなレベルにはまだまだない。今はi-phoneアプリだけで展開しているが、フィリピンでは注目度No.1のグルメアプリだ。

 

フィリピンのちょっといけてるスタートアップには興味あるので、サービスを使っていたところ、彼らはオウンドメディアも展開しているらしく、そこにラーメンのことを書かないか?という依頼を受けた。で、掲載されたのがこちら。編集はフィリピン人なので、写真がちょっと・・・

 

5 Questions About Eating Ramen In Manila Answered By A Japanese
83bc0e17cad37a5dc403a0c76a6cbc82 フィリピンのスタートアップloolooが展開するオウンドメディア

 

フィリピンはFacebookがとっても発展しているので、記事が面白いと一気にシェアされていってPVがうんと伸びる。認知をとって、アプリを広めていくいいマーケティング手法の一つだなぁと思う。

 
 


マニラの高級タワーマンションは販売初日で50%が売れていた

マニラ、正確にはケソンにVertis North という新たな高級レジデンシャル&オフィス地域をALVEOが作っている。場所は、Quezon Avenue Station から North Avenue Station の間あたりだ。うちのオフィスのすぐ近くだ。そんな場所に、タワーマンションがいくつも建つ。

 

そのうちの最初の一つ(Tower 1 : 2019年完成予定)が先日売りに出された。一本目のタワー販売の初日ということで、通常よりも安い価格だとのこと。2日後からは2−3%上がるから今がお買い得だと言われた。そのときの価格がこんな感じ。3フロア毎にちょっとずつ構造が変わっているので、必ずしも高層階ほど高いわけではないものの、だいたい 1平方メートルが約120万pesoって感じだ。場所がケソンなんで、マンションのランクは同じでもマカティやボニファシオの物件よりも10%くらい安いって感じだ。

 

38th floor

Unit type Total Area (m^2) TCP (w/VAT)
Studio 32 4,052,000
1BR 61 7,608,000
2BR 88 10,398,000

 

販売が始まると、これらの物件のうち約半分が初日に売れた。かなりの売れ行きだ。2019年完成予定なので、まだまだ先だけれどもこれからどんどん価値が上がると考えている人が多いんだろう。また、最初のタワーということで、通常同じ構造の2本目や3本目のタワーよりも安い価格に設定される。それも影響しているのだろう。

 

販売2日目には75%が売れ、残りはこんな感じになった。

3BR – 6 out of 34
2BR – 39 out of 141
1BR – 56 out of 192
Studio – 53 out of 275

数としてはStudioタイプが一番売れている。ちなみに3BR, 2BR には、それぞれの部屋にバスルームがあり、またメイド用の部屋が付いているのが特徴だ。3 Bed room タイプで3つのバスルームが必要なんだろうか。メイド用の部屋も含めると4つもある。無駄に多すぎやしないか、と思うのだがこれはフィリピンならではなんだろうか。

 

140513 2 マニラの高級タワーマンションは販売初日で50%が売れていた

 

こういったマニラの高級物件、投資用にも居住用にもなかなか面白い。こんなマニラの物件に興味ある人は優秀な営業紹介しますのでご連絡を。
購入された際には、僕に紹介フィーが入るので

 

Vertis North


結果が出るプレゼンの教科書

同時通訳者が世界のビジネスエリートに学んだ 結果が出るプレゼンの教科書』 関谷英里子 著

 結果が出るプレゼンの教科書

 

数々の著名人の講演の同時通訳をされている関谷さんの著書。様々な講演を間近で見て、かつ、自分も行っているからこその視点で書かれている。見た目をどうするか、という話からプレゼンの内容としてはどういう感じでいけばよいかということまで全般的に網羅されている。さっと読むことができるので、営業でプレゼンをする人、社内でプレゼンをする人、社外で講演する人、知ってるよっていうこともあるだろうが読んでおいて、あぁそうかという点がいくつかあって、それをものにすることができれば十分成果ありだろう。

 

そんな中から、質疑応答で使えるテクニックがあったので一つ紹介。
「あなたのサービスが他社より高いのはなぜですか?」
なんていうネガティブな質問をされたときに、どうすればよいのかというテクニック。

 

まずはその質問をニュートラルにすること。
「今のご質問は、弊社のサービスの値段設定についてのご質問ですね?」
と言い換える。それによって、「高い」という言葉を発しないのだ。「高い」と言ってしまうと、自ら認めているように聞こえるので、きちんとニュートラルな形に言い換える。そして値段設定についてきちんと答える。これは知っていて気をつけていれば効果がでるものなので、きちんと覚えておい使えるようにしておいたほうがいい。

 

そんなテクニックがいくつもあるので、これは!と思うものは覚えて実践してみよう。


マニラでタクシー配車アプリ Easy Taxiを使ってみた

マニラでは、Grab taxi, Easy taxi, Uber という3つのタクシー配車アプリが競争を繰り広げている。Uberはプライベートタクシーという高級タクシーという位置づけ。Grab taxiとEasy taxiはコンセプトは全く同じで、街中に走っている普通のタクシーを目的地に配車するというアプリだ。Grab taxiについてはこの記事でも振れたが、なかなかイケテルサービスだ。普通にタクシーを街中で拾っても、Grab taxiだった、という率も実感値として確実にあがっている。

 

その対抗馬となるのがEasy taxiだ。サービスもほとんどといっていいほど一緒。アプリでタクシー呼んで、運賃+70pesoを支払うというもの。こちらはブラジルの企業が母体で、あのロケットインターネットが出資していて、世界各地に進出している。

 
使い方。まずはアプリを立ち上げ、自分の電話番号などを入力しておく。次にタクシーを呼びたい位置(自分の居場所)をセットし、Request taxiを押す。

 
Screenshot 2014 05 06 15 28 23 576x1024 マニラでタクシー配車アプリ Easy Taxiを使ってみた

 
すると、詳細を記載する画面になるので、目的地も含め入力する。Grab taxi同様、チップも入力できるようになっている。Continueを押すと近くのタクシーを検索しだす。

 

Screenshot 2014 05 06 15 28 35 576x1024 マニラでタクシー配車アプリ Easy Taxiを使ってみた

 
この段階になったはじめて、まわりにどれくらいタクシーがいるのかがわかる。

 
Screenshot 2014 04 27 11 48 56 576x1024 マニラでタクシー配車アプリ Easy Taxiを使ってみた

 

一台のタクシーがつかまった。だいたいどれくらいで着くよ、という表示が画面にも出た。あとはタクシーが来るのをその場で待つのみ。Grab taxiだと着いたら、着きましたのメッセージがSMSで届いたりもするんだけど、easy taxiはどうなんだろうか、今回はそのようなことがなかった。

 

Screenshot 2014 04 27 11 49 12 576x1024 マニラでタクシー配車アプリ Easy Taxiを使ってみた

 

タクシーに乗ったら、目的地でメーター+70pesoを支払っておしまい。

 

Easy taxi、Grab taxiとサービスとしてはほぼ一緒だ。アプリの使い勝手としては、Grab taxiのほうがいいかなと感じる。タクシーの台数もGrab taxiのほうが多いんじゃないだろうか。だからGrab taxiのほうがきちんとタクシー捕まえられる気がしている。個人的にはGrab taxiを利用して、それでつかまらないときはEasy taxiでも試してみる、そんな利用の仕方をしている。

 

Grab taxiはGlobeと、Easy taxiはSmartとタッグを組んでいる。Grab taxiの場合は、モバイルキャリアがGlobeのユーザは、+50pesoのみでいい、なんていう特典を付けたりしている。両者とも、Booking fee無料キャンペーンもたまに行っていたりするので、その期間はそっちを使うなどという使い方もあり。この両者がばちばちと争いながら、マニラのタクシーのサービスレベルを向上させていってくれることを期待したい。

 


第三のコーヒー、フィリピン産オリジナルカクテルを広める!EDSA Beverages Design Groupに行ってきた

フィリピンの若者3人が始めた面白い店がある。それが、EDSA Beverages Design Group だ。

http://www.edsa-bdg.com/

 

昼は本格的なコーヒーを提供する。コーヒー豆はフィリピンのものもあるし、他の国のものもある。どうやって豆をひくかとか、どうやってコーヒーを作るのかとかを色々と説明しながら提供してくれる。スタバとかでない、第三のコーヒーを流行らせたい、そんな思いを持ってやっているのだそうだ。そして、夜はBarとなってお酒を提供する。でも、普通のバーではなくって、オリジナルなお酒をいろいろと試して出すバーだ。フィリピンのものを使って色々試行錯誤してフィリピン産のお酒(カクテル/ビール)を作り出そうとしている。ここにはビジョンがあって共感する。

 

お店はMandaluyongのEDSA沿いにある。EDSAの西側の通り(南方面)に面していて、Connecticut ストリートよりも少し南に行ったところにある。隣には、MetrobankとSaisakiの間になる。ビルはこんな感じの場所で入口は写真のすぐ右側にある。

 

20140427 151004 1024x576 第三のコーヒー、フィリピン産オリジナルカクテルを広める!EDSA Beverages Design Groupに行ってきた

 

店に入ると、1Fに色々な機械が置いてある。ここで作ったりするようだ。

 

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2Fにあがると、カウンターがある。ここでコーヒーを出してもらえる。

 

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好みの豆と好みのコーヒーの淹れ方でやってくれる。きちんと一杯ずつやってくれる。出来上がったコーヒーはとってもおいしい。いろいろと話しながらコーヒーを淹れてもらい、飲めるというのもいい。ちなみにこの方は、レアジョブの講師をやろうかどうか検討したことがあったという。レアジョブのことを知っててくれてうれしい。

 

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ここには、他にもベランダやワーキングスペースがある。おしゃれな空間で色んなものが置いてある。このワーキングスペースには、Webデザイナーとか集まるらしい。日本のスタートアップのシェアオフィス的感覚に近いなぁと思う。マニラの中では優秀な人たちが集まってくるんではないだろうか。Barやってる時間にも訪れてみて、いろんな人と話してみたいと思う。

 

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おいしいコーヒーをちょっと落ち着いた空間で飲みたい人はぜひ来てみよう。そして、新しいフィリピンオリジナルなお酒を作り、世に広めていくというビジョンに共感する人はぜひここのバーに立ち寄って飲んでみよう。

 

209 EDSA, Mandaluyong


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