リーダーとして話すための英語パワーフレーズ
『リーダーとして話すための英語パワーフレーズ3000』 パトリック・アレイン著
この本は、”The Leader Phrase Book 3000+ Powerful Phrases That PUt You in Command” を阿部川さんが翻訳したもの。個人的には非常に価値の高い本で活用できる。仕事上、英語を使う人、特に外国人の部下を持っている人は覚えて使えるようにしておくとよい表現がたくさん出てくる。英語上級者で、より一歩上を目指したいグローバルに活躍するビジネスパーソンにオススメだ。
色々な場面において伝えることはできても、どのような形で伝えるか、というのには幅がある。この本ではその幅に応じて、様々な表現を紹介していて価値がある。いくつか例を見てみたい。
従業員を解雇する
(プロに徹して)
We can no longer afford to keep you on, unfortunately.
I know you will be much happier elsewhere.
Your behavior flies in the face of SOP; we have to let you go.
(感情的に)
従業員を解雇する、という場面でも言い方が多数あり、10個以上の表現が紹介されている。プロに徹して話すのか、あるいは、感情的に話すのか、それらを状況に応じて使い分けられるとより幅は広がってくる。
感謝するとき
(プロフェッショナルらしく)
I very much appreciate everything you’ve done.
I’m so grateful for all you’ve done.
Without your help I would have been floundering.
(カジュアルに)
次の例は感謝するとき。使う場面はいろいろとあると思うが、それも一つの表現じゃなく、状況に応じて使い分けることができるとより相手に響くようになる。
質問するとき
(フォーマルに)
Would you be so kind as to answer this one question?
I’d like to raise an important point, if I may.
Here’s something I’ve been wondering about.
(カジュアルに)
質問するときにも色んな表現がある。ちょっと丁寧に言いたいときにこんな表現を使ってみたい。
普通に意思疎通できるというだけでなく、さらに上の表現を学んで実践でいかしていきたい人にとっては、すごくいい本。オススメ。