アーカイブ ‘ 2013年 4月21日

TOEIC SW 意見を述べる問題の対策とレアジョブを利用した勉強法

解決策を提案する問題

TOEIC SW 五つ目の問題は、解決策を提案する問題。ここからは、自分の考えを長めに述べるため、実践的なスピーキング能力が問われてくる。ディスカッション能力が見極められると思ってよい。この問題では、音声メッセージを聞いて、その内容を理解していることを示し、その上で相手が求めることに対して建設的な解決策を提案する。30秒の準備時間のあとに、60秒で答える。

 

例えばこんな問題が出題され、読み上げられる。

 

Q. Hi, this is Marshs Syms. I’m calling about my bank card. I went to the bank machine early this morning, you know – the ATM – because the bank was closed, so only the machine was open. Anyway, I put my card in the machine and got my money out, but then my card didn’t come out of the machine. I got my receipt and my money, but then my bank card just didn’t come out. And I’m leaving for my vacation tonight so I’m really going to need it. I had to get to work early this morning and couldn’t wait around for the bank to open. Could you call me here at work and let me know how to get my bank card back? I’m really busy today and really need you to call me soon. I can’t go on vacation without my bank card. This is Marsha Syms at 555-1234. Thanks.

 

困った状況になりましたよね、というのをきちんと理解し、要約する。その上で、これに対する解決策を自分なりに考え提案する。この二つがきちんとできていて、かつ、わかりやすく継続的に話されていて首尾一貫していれば良い。この対策としては、次の意見を述べる問題と同様にディスカッションのトレーニングをしていくとよいだろう。具体的な方法については次で述べる。

 

意見を述べる問題

スピーキングテストの最後の問題は、意見を述べる問題だ。おそらくこれがスピーキングテストの中では最も難しいのではないだろうか。答えの決まっていないお題に対して、自分の意見を60秒で述べる。実際のビジネスシーンで求められる自分の意見を言う場面と同じシチュエーションを想定している。

 

例えばこんな問題が出題される。

 

Q. Some  people prefer to take a job that does not pay well but does provide a lot of time off from work. What is your opinion about taking a job with a low salary that has a lot of vacation time? Give reasons for your opinion.

 

どのような意見が正解、というのはないので、自分の考えに基づき、それを論理的に述べていく必要がある。自分の意見が明確に示されており、かつ、その理由付けが容易に理解する事ができればよい。さらに継続的に話されていて一貫性があれば回答として満点となる。

 

ではこの対策はどうすればいいのか。実践におけるトレーニングを積み重ねていく必要がある。何か一つのお題について、自分の意見を述べるというトレーニングだ。すなわち、ディスカッションが出来れば良い。レアジョブでは、そのようなトレーニングも提供している。

 

講師を条件で検索から、「TOEFLスピーキングレッスン対応」にチェックボックスを入れて検索する。そうすると、TOEFLスピーキングレッスン対応講師が表示されます。TOEFLスピーキングレッスンとは言うもの、TOEIC SWとほぼ同一なので、問題ありません。お題が一つ出されるので、それを準備時間中に考え、回答します。TOEFLでは、15秒の準備時間と45秒の回答時間、SWでは、15秒の準備時間と60秒の回答時間。その違いはありますが、トレーニングとしては最適です。いろいろな問いを出してもらい、一定時間で出来るだけ考えを述べましょう。考えの述べ方には、一定のパターンがあるので、それを覚え実践していくことで実力がついていきます。どんなレッスンになるのかはレアジョブでのスピーキングレッスンでも説明しています。ぜひ、トレーニングしてみてください。

 

こちらの本「本気で鍛えるビジネス英語 TOEIC(R)テスト スピーキング/ライティング」には、こういった意見を述べる際に有用な英語表現が多数記載されています。読んで覚えて、実践で使って、体に染み付けいきましょう。

 

 

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 TOEIC SW 意見を述べる問題の対策とレアジョブを利用した勉強法

 


TOEIC SW 応答問題の対策と勉強法

TOEIC SW 三つ目の問題は、応答問題。電話インタビューに対応するような形式で、自分の好みや習慣、関心事について答える設定になっている。問題は3問出題されて、最初の二つは15秒で答え、三つ目は30秒で答える。なお、準備時間はなく、質問を言われたらすぐに答える形式。

 

例えばこんな問題が出題される。

 

Imagine that a Canadian marketing firm is doing research in your country. You have agreed to participate in a telephone interview about television viewing.

Q. How often do you watch television?

Q. What kinds of programs do you usually watch?

Q. Describe your favorite television program.

(TOEIC SWサイトより)

 

質問に対して、適切な回答ができていて、相手がきちんと理解できれば回答として問題ない。実際のビジネスシーンや、どこかでちょっとしたことを聞かれたときなどが想定されていて、そこできちんとした対応が出来るのかどうかを見られている。

 

この対策としては、ひたすら瞬発的に答えていくトレーニングをしていくのがよい。レアジョブで講師にいろいろ質問してもらい、それに答えていく、というトレーニングがよい。日本語に変換するのではなく、英語のまま処理する。そうすることで徐々に英語脳を作っていくことが出来る。レアジョブ講師に「Conversation Questions」をやりたい、と言ってみよう。一文の質問をたくさんしてくれるので、それに反射的に答えていこう。

 

 

 

提示された情報に基づく応答問題

四つ目の問題は、提示された情報に基づく応答問題。画面に資料が表示され、それを読む時間が30秒与えられる。その後、その資料を見ながら答える質問が三つ出題される。最初の二つは15秒で回答し、最後の三つ目は30秒で回答する。

 

例えばこんな資料、問題が出題される。

130420 TOEIC SW 応答問題の対策と勉強法

Q. Could tell me what time the conference starts and how long it will last?

Q. How much does conference attendance cost?

Q. I may not be available for the full day. Could you give me information about the activities in the morning, before lunch time?
TOEIC SWサイトより)

 

一つ前の応答問題と同じように、質問に即座に答える必要がある。違いは資料を見ないと答えられないということ。資料を見て、正しい答えを回答すればよい。資料を読み解く能力とそれを回答する能力の二つが要求される。資料を読み解くのが苦手な人はWebにある資料や、新聞・雑誌のグラフなどぱっと読み解けるようになるようトレーニングしておこう。

 

 

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 TOEIC SW 応答問題の対策と勉強法

 


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