ビジネスで使う英語力を伸ばすためには、自分がいまどの位置にいるのかを知る必要がある
仕事を行う上で、自分はどんなゴールに向かっていて、今どこにいるのか、それを把握する必要があります。みなさんも仕事をしていて、目的は何?KPIは何?などということをよく耳にするのではないでしょうか。目的、KPI、それは仕事を効率的に進めていくにあたってとても重要になるから皆利用しているんです。
では、ビジネスで使う英語力を習得する場合はどうでしょうか。これも仕事と同様に、目的を設定し、かつ、自分の現在位置を測るとより効率があがります。
まず、目的。目的は「ビジネスで使える英語力を身につける」ことです。少々あいまいではありますが、これでかまいません。ビジネスで使える英語力ってどういうことか。それは、以下の2点が重要になります。
・相手に自分の言いたいことが伝わること
・相手の言いたいことがわかること
この2点がきちんとできれば、8割は身に付けたと言えるでしょう。なので、この2つがきちんと出来ることを目標としましょう。そのため、この2つに関係しないことは重要視しなくてかまいません。たとえば、なまりがないかどうか、文法が全て正確かどうか、難しい単語を知っているかどうか、それらは優先順位が下がります。
では、目的を上記の「ビジネスで使える英語力を身につける」ことに設定した場合に、自分の現在位置を測るにはどうしたらよいのでしょうか。その一つの解がスピーキングテストです。スピーキングテストでは、何が伝わっているのか、が問われます。正解はいくつもあります。また、大概、多少の文法ミスなどは目をつぶり、きちんと相手に伝わっているかどうかが採点されます。そんなスピーキングテストの一つとして、TOEIC SWがあります。これは、ビジネスで使える英語力を測定するのに適したテストです。TOEIC SWテストを会社の英語力試験として導入しているところもありますが、これからもっと増えていくのではないかと思います。
さて、そんなTOEIC SW、どのようなものなのか、どうやってビジネス英語力向上につながっていくのか。それらについて次の記事以降に記載していきたいと思います。
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