牛角 in マニラ
ついに、牛角がマニラにオープンした。マニラに住む日本人必読の情報誌、プライマー12月号に牛角の広告が入っていて以来、マニラ在住日本人をやきもきさせていたあの牛角。あれから4ヶ月が過ぎ、4月5日にオープンした。1月オープンのつもりが、色んな事情でのびて4月にオープンというのはなんともフィリピンらしい。ちなみに今一度プライマーの広告を見てみると、その時の牛角のお店の地図、少し違う場所をさしている。。。。細かい部分は苦手なようだ。
マニラの牛角、場所はBonifacioの9th street、High streetの近くでワインレストランのcavがあるところのワンブロック隣にある。
店は1階と2階があり、合わせて50人以上は入れるだろうか。店員さんもわんさかいる。炭火焼肉、とあるように、ちゃんと席にはすべて炭火が用意される。
さて、メニュー。
カルビ、ハラミ、牛タンといった定番の他に、ブリスケ、中落ち、サーロイン、リブアイ、フィレ、しゃぶしゃぶ薄切り肉がある。和牛というのは、フィリピンでは一つのブランドになっているので、通常の肉以外に和牛として用意されている。和牛といっても、どこの和牛なのかはわからない。日本の牛肉であれば全部和牛なんだろう。
さて注文だが、今はオープンしたて(Soft opening)ということもあり、半分くらいのメニューはもう終わってしまっていた。なので、牛タン、リブアイ、和牛カルビを食べてみた。
ほどなくして、肉が出てきた。牛タンはちょっと薄い。普通の牛タンといったところ。和牛タンだったらもっと厚くて違ったのかもしれない。和牛カルビ、リブアイ、いい感じ。この値段でこの味ならフィリピンでは費用対効果高い。
肉のレベルはフィリピンの中では高いほうだと思うけれど、店員のサービスレベルがかなり低かった。肉以外に、サンチュも頼んでいたのだが、忘れていたようで催促してやっと持ってきてくれた。ちなみにもう一品も忘れていてこちらも催促して持ってきた。さらに、コップにビールが少し残っている状態で、ビールを店員がつぎたしてくれた。気を利かせてやってくれたのかもしれないが、泡があふれ、こぼれだした。。。店員はそれに気づかず戻っていく。。。
店員のサービスに関してはまだまだ。数ヶ月オープンが遅れたりする理由もそんなところにあるのかな、と感じる。
さらにさらに、最後に決定的なことが起きた。会計のおつりをテーブルで待っているときに、店員が皿や網を片付けだした。心の中で、片付けるのは客がいなくなってからだろ、、、と思っていた。すると、店員が片付けている途中で置いたトングのストッパーが開いた。ぱっしゃーんと音を立て、トングがたれの入った器にあたって、たれがスボンにかかった。なのに、その店員さんは、私知らない、という感じでどっかに行っている。その店員からの謝りもなければ、他の店員からの謝りもない。
ありえない。
もう二度と牛角には行かない、と心に誓った一瞬だった。期待していただけにちょっと残念。