マニラに出来た科学博物館「マインド博物館」
昨年、マニラのBonifacio Global Cityに、マインド博物館 (The Mind Museum)という科学博物館が出来た。展示面積は5000平方メートルととても広い。マニラにはなかった科学博物館だ。東京には科学技術館とか科学未来館とかあるが、それに近いものだ。
チケットは3時間制になっていて、大人が600peso (約1400円)、それなりの値段である。エントランスはこんな感じだ。ロボットのようなものが待ち受けている。
中にもロボットがいたり、ちょっとこった展示物があったり、いわゆる科学博物館の作りだ。SONYの薄型テレビで色んな情報が流されていたりもした。結構興味深いものが多くある。
これは、外側が回転しているだけなんだけれど、中に入ると平衡感覚がなくなり倒れそうになる不思議な空間。
竜巻発生装置。ボタンを押すと白い煙が下から出てきて竜巻が作られる。個人的には、これは面白いと思った。もっと科学的な説明・解説もされているとなおよかったけど。
宇宙コーナーや古代のコーナー、その他様々な科学系展示物がある。
お台場にあるSONY EXPLORA SCIENCEのようなものがあるとより興奮するのだが、それでも十分。説明もたくさんあり、全部英語で書かれている。フィリピンの子供たちの多くがこの施設に来て、早い段階から科学に触れると、もっと科学に興味を持つようになるんじゃないだろうか。そして、科学関連の勉強をして、そういった産業が発展していく。フィリピンの未来を感じた。
ちなみにこの博物館の向かいには、2014年にShangri-la hotelが出来るようだ。マニラはどんどん発展している。
The Mind Museum, JY Campos Park, 3rd Avenue, Bonifacio Global City