カテゴリー ‘ 経営

社長に就任しました

先月に代表取締役の異動に関して適時開示を出しておりましたが、株主総会を終え正式に代表取締役社長に就任しました。創業から次々と自分の役割を変化させていきましたが、今回もその一つ。

 

レアジョブは“Chances for everyone, everywhere”というビジョンのもと、各種サービスに取り組んでいる。その一つのサービスがレアジョブ英会話であり、日本人1,000万人が英語を話せるようする、ことをミッションとしている。また、ブラジルでのオンライン英会話事業も今期中にリリースする予定だ。

 

こういったサービスを作る上で共通することとして、ワクワクして皆が働き、日本だけで完結するサービスではなく、世界をまたにかけたサービスを作るということがある。皆がワクワクして働くからこそ、そのワクワク感がサービスに伝わり、ユーザーにも伝わる。レアジョブらしい面白さを会社にもサービスにも含めていく。そんな会社に磨きをかけていきたい。

 

これからやっていくべきことは「さらなる企業の成長」。今期の具体的な目標数値としては、売上25億。そして、来期以降もきちっと売上を伸ばしていけるようにしておくこと。このために、既存顧客向けプロダクトの品質向上、マスマーケティングによる認知度向上、法人事業の拡大、学校向け展開、海外展開を行っていく。企業をより成長させていくために、上記の部分に今期は積極的に投資をしていく。

 

組織としては、レアジョブらしさをより随所に出していきたい。普通にやるのではなく、そこにいかにレアジョブらしさを入れられるか。レアジョブらしさ、というものを皆が体で感じて理解して、自然にそれを仕事で発揮することができる。それが強い組織の文化となる。レアジョブで重視する4つの側面からいうと、以下のようなことになる。

 
ミッションビジョン
常にユーザーのことを考える。ユーザーはどんな課題があって、どう感じて、どう動くのか。だからどんなサービスを提供するのか。どういう部門、どういう立場の人であっても利用するユーザーのことを考える。

 
チームの力
多様性が大事。日本人、フィリピン人、ブラジル人、いろんな考えの人と働き、意見を聞き、いろんな人の長所を取り入れていく。マネジメントは難しくなるけど、多様性があるからこそ進化していく。そのためにも日本、フィリピンともに採用が大事であり、目的に沿って自ら考えられ、主体的に動ける人だけを採用する必要がある。やる気があって、7つの習慣がある程度できる人だけを採用する。

 
仕組みの力
オペレーションをしっかりすること。何事もきちんと実行されて達成されなければ意味がない。だから、オペレーションのことをしっかり考え、どう運用すればいいのかをきちっと考え、実行していく。スモールスタートで仮説検証をがんがんまわしていくことも大事。

 
成長の力
チャレンジすること。失敗してもいいからチャレンジする。失敗こそが次につながる。上司は失敗した人には失敗を認識させ、その上で再度チャンスを与える。チャレンジしないことが一番問題。

 
 

こういった企業文化をきちんと作り上げていくことが強い企業につながり、良いサービスにつながっていく。お金だけでは作れないもの、それが企業文化。

 

これからもさらに良い会社にしていきたいと思います。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 


上場後初の株主総会を終えた

先日の金曜日、昨年上場後初の株主総会を終えた。正確には、上場後に市場で株を買っていただいた一般株主様を交えた初めての株主総会を終えた。初回というのは、どれだけの人が集まるのかわからない。一般的には株主の1%程度とのことだが、ふたを開けてみないとわからない。どんなことが起こるのかもわからない。だから管理部の方々は色々な準備をして万全の体制を整えていた。管理部の皆さま、ありがとうございました。

 

20150625 174723 1024x576 上場後初の株主総会を終えた

 

前日にはリハーサルも行い、いざ当日本番。株主総会集中日に行ったということもあってか、ご来場いただいた株主様の数は10人前後。質問も二ついただき、滞りなく株主総会は終えられた。その後に、会社概要説明会も行った。

 

知り合いに、レアジョブの株買ってるからがんばってね、なんて言われることもあったが、実際にこうやって初めて見る株主様の前で色々説明する機会、貴重だなと感じた。ご来場いただいたというのは、期待しているという証でもあろう。実際に知らない方と会うことで、色々な刺激を受ける。来年はこの経験をもとに、よりよい形にもっていきたい。


オフィス移転しました!

初めてのオフィス、ベンチャーKANDAから数えると、4つ目のオフィスになる。2つ目は、渋谷のイースト渋谷ビル、3つ目は渋谷のインフォスアネックス、そして今回の4つ目が原宿の京セラ原宿ビルだ。毎回、毎回オフィスは広くなっている。

 

なぜ引っ越しをしたのか?

旧オフィスが手狭になったから。

この理由に尽きる。100名程度がオフィスにいるようになり、その結果、多くのスペースが埋まって休憩スペースなども狭くなった。さらに、会議室も埋まっていて外部のお客様のご案内に困るなどという事態も発生してきた。これ以上、人を増やしていくには机を切ったりしてもっと個人のスペースを小さくするしかなくなった。もうすぐオフィスの契約更新の時期、というわけで引っ越しを決断した。

 

なぜこの場所を選んだのか?

オフィスの場所は、明治神宮前駅から徒歩3分程度、明治通り沿いの京セラビルという立地。今までのオフィスは渋谷であり、渋谷の近辺に住んでいる人や、自転車で通っている人も多かった。なので、渋谷からは離れないことを条件に探した。それでいて、できればワンフロアで旧オフィスの倍くらいの広さ、というところで探すとなかなか候補がなかった。出てきた候補が今回の物件、もう少し明治通りを北にいったところの物件、渋谷から246を西にいった神泉付近の物件という感じだった。坪単価、広さ、立地など総合的に考慮した結果、今回のビルとなった。築40年と古いものの、手入れはきちんとされているのでそんな古さは感じない。広さは倍以上になり、坪単価は前のオフィスよりもかなり下がった。

 

内装は?

オフィスビルが古い分、内装はしっかりと行った。その結果、オフィス内にいると、築40年というのは感じない。大きな人が近くを歩くと、みしみしと床が揺れているようなのを感じるくらいだ。

 

会議室は世界で活躍できる人、ということをイメージし五大陸+五大洋の名前を10個の会議室に付けた。色もそれぞれのイメージに合わせられている。いまだに、Atlantic Oceanがどこの会議室で、Europeがどこの会議室なのかとか、全然わからない。
 
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お客様を呼べるような広いスペースも作った。これでお客様を呼んだイベントなどをたくさん行える。

 

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執務室は柱がレアジョブカラーになっている。一見すると邪魔な柱もおしゃれに。
 
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レアジョブロゴの形をしたバーカウンターもある。
※今のところお酒は出てこないみたい。22時以降だけ使えるビールサーバとかあってもいいんじゃないかなー。。。
 
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引っ越し当日は?

引っ越しの日はこんな感じだ。続々と運ばれてくるものを引っ越し業者の方々が配備してくれる。管理部の方々ががんばり、ネットワークの設定などはエンジニア陣ががんばった。そして、無事に1日で引っ越し完了。ここまで色んな方々の力でいいオフィスができました。ありがとう!

 

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オフィス移転のお祝いのお花など、ありがとうございます。でもでも本当に欲しいのは、レアジョブ英会話に入会してくれることです♪もう入会中って方は、スピーキングテストをぜひ!

 

引き続き、新しいオフィスでもレアジョブをよろしくお願いいたします。

 

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東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル2F


有償ストックオプションを発行した

先日適宜開示した5件のうちの1個が有償SOの発行について。最近では、有償SOを発行している上場企業はかなり多い。業績にコミットするという意味でマネジメント陣にのみ発行しているところもあれば、全社員に発行しているところもある。有償SOは、無償SOと違ってコミットメント型になるため、公正発行であり株主総会での決議を必要としないのが特徴だ。以下がレアジョブの有償SOに関するリリースだ。

 

募集新株予約権(有償発行新株予約権)の発行に関するお知らせ

 

上場前には無償ストックオプションを発行していたが、上場後は全社員に対して有償ストックオプションを発行することとした。その意義について文章でまとめてみた。

 

有償ストックオプションって?

まずこの有償ストックオプションって何か。

「一定の業績を達成することで、現在の株価にて株式を買える権利」を買うことができるもの

と言えるかと思う。ちょっとわかりにくいので、ざっくり言うとこんな感じか。

・業績あがって目標達成したら、成功報酬が得られます
・でもそのためには、お金を最初に払ってリスクを取ってください
・業績達成できなかったら、最初に払ったお金は無駄になります

すなわち、業績達成させれば株価は上昇するだろうから既存の株主はハッピーだし、
業績達成にがんばった従業員もそのご褒美に預からせてください、という制度。

 

どんな条件が付いているの?

今回のレアジョブの有償SOは、色々と考えた上で、こんな条件になっている。

2017/3期、2018/3期、どちからで営業利益4億円を超えれば、50%行使可能。どちらかで営業利益5億円を超えれば100%行使可能。ただし、2017/3期に営業利益2億円を下回ったら、権利は行使できない、というものだ。この業績達成がどれくらい大変か、などなどをモンテカルロシミュレーションによって算定して、発行価格が以下のように決定した。

1個(100株)当たりの発行価格:3,600円
行使価格:2,694円

 

どれだけ儲かるの?

で、実際、どれだけリターン得られるの?ということ。

1個(100株)の場合

必要投資額:3,600円

条件達成時、その時の株価
5,000円の場合:(5,000 – 2,694)*100 = 約23万円
10,000円の場合:(10,000 – 2,694)*100 = 約73万円

が得られる計算となる。仮に、10個割り当てられていて、業績好調で株価10,000円になっていれば、730万円くらい得られるということ。かなりいいボーナスになる。ただし、10個割り当てられている場合は、このメリットを享受するために、最初に36,000円払わなくてはいけない。もちろん業績達成は必須だ。ただ、業績が良くても日本の景気がよくなかったりすれば、株価はどうなっているかわからない。そんなリスクもはらんでいる。

 
 

今回は、合計で1,812個(181,200株)の新株予約権を発行する。現在の発行済み株式数の9%ちょっとというかなり多い量だ。他社をみると1%前後だったりする。これだけ多くの量を発行するのは、みんなできちっと業績達成をして、達成したら働いている人みんなで成功報酬を得ましょう、という想いから。だからマネジメント陣だけに割り当てる、ということにせずに全社員に広く割り当てることとした。

 

この有償SOに申し込む申し込まないは、個人の自由意思としている。自分たちの働く会社で、自分たちのがんばりによって業績を上げて、業績目標達成したらその報酬をきちっと受け取れる。業績未達の場合は受け取れない。そういう働き方、考え方は好きだし、もちろん、私は自分に割り当てられた分、全部購入する。金融商品として考えても、こんなリターンのいい商品はなかなかないと思うしね。

 

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2015年3月期決算

先日の金曜日、2015年3月期決算発表を行いました。今期の業績は以下の通りで、上場時に出した通期予想の営業利益を上回り、売上、利益共に過去最高を記録しました。

 

単位(百万円)  2015年3月期 2014年3月期 前年同期比
売上高  2,112 1,690 125%
営業利益  200  132 152%
営業利益率 9.5% 7.8% -
経常利益 145 103 140%
当期純利益 107 35 304%

 

この2016年3月期は、中期的にさらなる大きな成長を得るために積極的に投資する1年にします。

国内事業では、先日あんしんパッケージ、ビジネス英会話コース、スピーキングテストを一般向けにリリースしましたが、このような英語力を伸ばしていくために必要なサービスを開発していきます。質を高め、多くの人に合ったサービスを提供していきます。また、マスマーケティングによって認知度向上を行い、より多くの人に利用いただけるようにしていきます。

一方で、国内だけでなく、海外事業もスタートさせます。第一弾は、ブラジル向けのオンライン英会話。フィリピンとブラジルをつないで、これから市場が大きく伸びていくことが期待されるブラジルにレッスンを提供していきます。

 

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決算説明資料はこちらから。

 
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フィリピンスタッフの数値能力をあげるために行ってみたこと

フィリピン人の特徴の一つに数値に弱いというのがある。リーダークラスの数値が弱いと、数値目標の分解だったり、事業計画だったり、施策の結果分析だったり、数値を伴う仕事に大きな支障を生じる。そして実際に生じている。なので、リーダークラスの数値能力を向上させる必要がある。そのトレーニングとして、SPIのような算数をやらせるのがいいのじゃないかと思い、日本のSPIに使われるような問題を英訳してやってみた。

 

以下のようなテストを受けさせてみた。就職活動で使われるSPIと同じようなもので、スピードも見るなら20分くらいで解かせたいところだけど、スピードは諦めているので、50分で受けてもらった。15問あって、15点満点。

 

結果。15人に受験してもらって、最高点は8点、最低点は0点。平均点は3.6点。うーん、せめて平均点を満点の半分の7.5点にもっていきたい。皆さんもぜひ解いてみてもらいたい。(下の問には、解答の選択肢をつけていませんが、実際には8個くらいの選択肢から選ぶ形式)

 

Q.1

Five shapes are aligned according to a pattern. Which one (between A to E) can be in the blank?

 
150221 1 フィリピンスタッフの数値能力をあげるために行ってみたこと

150221 2 フィリピンスタッフの数値能力をあげるために行ってみたこと

 

Q.2

When a coin is tossed six times in succession, how many combinations are there that the coin lands head four times out of six?

 

Q.3

I bought apples, oranges, and grapes, nine of them in total. Following is true.
i) At least I bought one for each fruit.
ii) I bought more apples than oranges.

(1) Which sentences (a-c) are always true?
a. If there are 3 apples, then there are 2 oranges.
b. If there are 3 oranges, then there are 2 grapes.
c. If there are 6 grapes, then there are 2 apples.

(2) Which sentences (d-f) are always true?
d. If there are 3 or less apples, then there are 4 or more grapes.
e. If the number of oranges is more than number of grapes, then there is one grape.
f. If the number of oranges and grapes are the same, then there are 7 apples.

 

Q.4

In a box, there are 3 red balls, 2 yellow balls, and 1 blue ball.
Take 1 ball from the box, look at the color of a ball, and put it back in the box. We repeated it three times.

(1) What is the probability of taking a red ball in the first stage, yellow in the second stage, and blue in the third stage?

(2) What is the probability that a blue ball is picked exactly two times, and the second time occurs on the third draw?

 

Q.5

We asked the visitors of the national parks P, Q, R, and S about their principal transportation.
Table 1 shows the percentage of each transportation for each park.
Table 2 shows the percentage of the number of each park’s respondents out of the total number of respondents.

[Table 1]

P Q R S 4parks
Car 60% 10% 10% 24%
Bus 20% 40% 20%
Train 10% 30% 30% 60%
Other 10% 10% 20% 10% 14%
TOTAL 100% 100% 100% 100% 100%

[Table 2]

P Q R S 4parks
Percentage of respondents 20% 10% 40% 30% 100%

(1) What is the occupied ratio of those who used a car at park P of the total respondents of 4 parks?

(2) What is the occupied ratio of those who used a train of the total respondents?

(3) What is the occupied ratio of those who used a car in park Q in relation to all the respondents of park Q?

 

Q.6

The monthly fixed rate of a network circuit is ¥3,000. If usage exceeds 100 hours, ¥20 is imposed for every hour in excess of 100 hours. (¥20 / hour is imposed when the operating time exceeds 100 hours.)
When the average rate per hour in a month is ¥22, how many hours is the operating time of the month?

 

Q.7

He got a new TV by paying in three installments. He paid one sixth of the total price on the first installment

(1) If he pays three-eighths of the total price on the second installment and pays the rest in the third installment, what percentage of the total price will he pay in the third installment? *There is no interest.

(2) If he pays two-thirds of the first installment on the second installment and pays the rest in the third installment, what percentage is the third installment of the first installment? *There is no interest.

 

Q.8

We set the price of a product to gain 50% profit of the cost. However, it did not sell well, and we sold it at a 30% discount off the listed price. As a result, we gained ¥120 profit. How much is the cost of this product?

 

Q.9

This is a time schedule of a train that leaves P station and goes to T station via Q station, R station, and S station.

P station departure 10:00

Q station arrival 10:20
departure 10:25

R station arrival 10:55
departure 11:00

S station pass

T station arrival 12:30

(1) If the average speed between P and Q is 108 km/hour, and the distance between P and R is 98 km, what is the average speed between Q and R?

(2) If the average speed between R and S is 110 km /hour, between S and T is 130 km /hour, and the distance between R and T is 187km, at what time does the train pass S station?

 


フィリピン幹部合宿を行ってきた

先日、フィリピン人5名、日本人3名の計8名で合宿を行ってきた。場所はタガイタイのSonya’s gardenというところ。一か月ほど前に日本でも合宿をやったが、フィリピン側でも同様に合宿をやろう、ということで行った。事前にいくつかのテーマについて各々考えを持ち寄ってきて始めた。2日間で、自部門だけに閉じない全社視点が醸成されてきたんではないだろうか。もう一歩進めば、日本フィリピン横断した全社視点になっていくんだと思われる。

 

フィリピンの合宿と日本の合宿、両方やると違いを感じる。今回の合宿に参加したフィリピン人の幹部層5名全員が女性。一方で、日本側での合宿では全員が男性だった。フィリピンでは、アジェンダ通りにだいたい進み、全体での飲み会も特になく、こじんまりとしたものだけ。一方で日本側は飲み会での議論のほうがどちらかというと中心的な議題になってきたりする。この違い、どういったところからくるのかなぁ。日比の違い、男女比の違い、業務分野の違い、色々あるけれど、いまひとつはっきりとは理解できていない。一つ言えるかもしれないことは、自部門に限らず言いたいことをいっぱい持っている日本人スタッフ、それに対して、自部門以外のことに対してそんなには言いたいことを持っていないフィリピン人スタッフということかもしれない。

 

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ところで、今回行ったSonya’s Gardenというところ、野菜がとてもおいしかった。自家製のドレッシングにおそらくここで取れたであろう野菜。比較的涼しい気候だからか、とてもおいしい。マニラから2時間弱、新鮮でおいしい野菜を食べに来るというのもありな場所で、観光客も多かった。自然を満喫したい人にはオススメの場所だ。

 

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はじめての中間決算発表

本日、上場してから初めての中間決算発表を行った。説明会は東京証券取引所の隣のビルにて。多くの方に集まっていただき、色んな質問をしていただいた。質問がたくさん出て、会社に興味を持ってもらえているというのは嬉しいこと。

 

徐々に広まってきてはいるが、まだまだオンライン英会話の認知度向上は大きな課題。多くのお客様に利用していただき、レアジョブいいよ、という声を増やしていく。そして東京オリンピックまでに日本人1,000万人が英語を話せるようにするのがミッション。チャレンジングなことではあるけど、世の中の英語の必要性の高まりを考えれば十分可能だ。

 

もっともっと多くの人に使ってもらい、英語力を伸ばしてもらい、レアジョブいいよと言ってもらい、それを聞いた人がまたレアジョブを利用していく。そんな循環を色んな観点から早めていくことで実現させていきたい。

 

決算説明会資料はこちらから。
http://www.rarejob.co.jp/ir/

 
(単位:百万円)

2015年3月期 2Q累計 2014年3月期 2Q累計 前年同期比
売上高 1,007 791 127%
営業利益 98 43 224%
営業利益率 9.8% 5.6% -
経常利益 71 28 249%
当期純利益 36 △2 -

 

700a67264431bb8338ea29f7e1e3431d はじめての中間決算発表

 

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https://www.rarejob.com/hr/entry/fulltime/

 


どうしたら数字に強くなれるのか

最近、数値や論理的思考能力が弱くて、シミュレーションなどうまくできない、抜け漏れが多いという人を見かける。どうやったらそのスキルを鍛えられるの?と言われたりする。自分は、数字には比較的強いほうだが、それは昔から算数が好きでよく数字で色んなことを考えていたからだと思う。

 

例えばこんな問題を考えてみよう。

 

「ここに12個の玉があります。ただし、一つだけ重さが異なります。天秤を3回だけ使って重さの違う玉を見つけ出してください」

 

この問題、ひっかけでもなんでもなく、論理立てて考えれば答えの出る問題だ。きちんと分解してパターンを考えていけば答えはおのずと出る。この頭の使い方、ビジネスのシミュレーションなどを作成する際に使う思考回路と似ている。こういった問題をひたすら解いていけば、数字に弱い人も、数字に強くなっていくんではないかと思う。
(解答はここには書かないので30分くらいは頭をひねって考えてみましょう)

 

他にも何かトレーニングできるようなことないかなと思っていたときにみつけたのが、「世界算数」というもの。
https://global-math.com/

算数オリンピック委員会が主催する算数の世界大会だ。今から22年前、第一回算数オリンピックに出場したものとしては、懐かしい気分。その時は、たしか20位以内には入ったと思う。
このサイトに行くと、いくつか算数の問題がある。小学生でも解ける問題で、難しい公式を使う必要はなく、頭をやわらかくして解く問題。

 

一つだけ簡単な問題を引用してみる。

 

リンゴとみかんが合わせて18個あります。みかんの数の方が多いことがわかっています。2枚のお皿に9個ずつに分けてのせました。どちらのお皿にもリンゴとみかんがのっています。片方のお皿のリンゴが7個だとすると、みかんは全部で何個ありますか?

 

みかんの数のほうが多いということは、みかんとリンゴの組み合わせは、(10, 8), (11, 7), (12, 6) などが考えられる。一方で、片方のお皿にはリンゴが7個乗っており、どちらのお皿にもリンゴがのっているとかいてある。ということはもう片方にも必ずリンゴは1個以上あるので、最低でもリンゴは8個以上ある。このとき、リンゴの最大個数は、みかんの数の方が多いことより8個になる。したがってみかんの数は10個となる。

 

数字が強い人の特徴の一つに、算数が得意だってことがある。算数の頭の使い方は、ビジネスにおける数字の扱いに似ている。数字に強くなりたい人は、今からでも算数オリンピックのような面白い算数の問題をがしがし解いてみるのがいい。この大会に参加してみて実力を測ってみるのもいいんじゃないだろうか。

 


四半期に一回行う合宿をやってきた

四半期に一回幹部合宿を行うことに決めたのが3ヶ月前。今回はその後の2度目の合宿 in 熱海。

 

朝9時集合で、熱海駅前の会議室にこもって午後5時まで。各自課題としてやってきていた、ビジョンを達成するためにどんなことを具体的にしていけばいいの?というところから始まり、ここ3年でやっていくべきことというのを議論。その後は、旅館に行って、飲みながら議論を夜1時くらいまで。前回の合宿よりは早く終わった。

 

翌朝はまた朝9時から午後4時まで続きを会議室で議論。色々と議論を脱線させちゃったかな、ってのはあったが、これからやっていくべきこと、方向性というのがある程度共通認識として持てたかなと思う。

 

皆が思っている意見を全部出し合い、それでもってどっちに行くのか、というのを決めて行く。なので参加している人はどうしてそうなったのかが共有され、同じ方向を向いて走っていける。判断の基準となる文化的なものも時間を共有することで理解が深まる。

前回はちゃんと皆思っていることを全部言う、というところが主題だった。今回もそれを踏まえつつ、何をやるかという点がきまっていった。とりあえず「決まったこと」は小さなことでも、全部文書化していく、これを徹底していこう。議事録だけだとばらばらになってしまうので、決まったリストが一覧で見れるようなツールでも作ってそこにまとめていけば見るのも簡単なのかもしれない。

 

1週間後は今度はフィリピン側でも合宿がある。大人数だと議論が難しいので、少人数にする必要はあるが、ちょっとずつメンバーを変えたりしつつ、日本でもフィリピンでも合宿を継続的にやっていくと効果は高い。腹を割ってとことん話し合って、2日間で決めきっていく。重要だ。

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