Airbnbをマニラで利用してみた
短期で部屋を貸したい普通の人と借りたい普通の人をマッチングするマッチングサイトがAirbnb(エアービーアンドビー)だ。ホテルを利用する代わりにAirbnbを利用する、なんていう利用方法がある。2008年にアメリカで始まったサービスだが、今では多くの国で展開している。日本でもフィリピンでも。なので、先日マニラに出張した際に初めて利用してみた。
Airbnbを利用するための準備
まずは、Airbnbに登録する。個人間でのやり取りが中心となるので、Facebookログインを利用するとよいだろう。メアド確認とクレジットカードの登録をして、登録完了。これでいつでも利用可能になる。では、次に実際に利用してみよう。
Airbnbで予約する
1. 泊まりたい地名と日程を選択して検索する。
今回はマニラだったので、マニラと期間3泊を入力し検索した。
2. 写真やコメント、値段が出てくるので、それを元に希望の部屋を決める。付いているコメント、家主の書いていることをしっかりと読んでおく。それによってきちんとしたところを選ぶことができる。いくつも良いコメントがついている部屋は安心できる。また家主のFacebookの友達数や返答率、返信時間など信頼性に必要な情報が用意されていてわかりやすい。
今回は、比較的高級なコンドミニアムで多数コメントがついている家主を選択した。ちなみにその部屋は3泊以上することを条件としていた。
3. 良い部屋を選んだら予約をする。その際には、Airbnbに支払う手数料(約6-12%)が加算される。また、清掃料金が加算されることもある。合計金額を確認し、家主へのメッセージがあれば記入し、予約する。あとは返信を待つ。
今回の明細はこんな感じだった。
宿泊施設 ¥ 15,788 (¥ 5,263 1泊あたり)
清掃料金 ¥ 1,263
AIRBNB サービス料 ¥ 2,000
合計:¥19,051
4. 返信が来たら予約完了。あとは、家主とAirbnbのメッセージツールを利用してやり取りする。また、相手の直接の連絡先、こちらの連絡先を通知しておく。部屋の住所もきちんと記載されている。
今回は、チェックインのだいたいの時間、夕方頃というのを伝えていたところ、家主が早い時間なら直接鍵を渡せるけど、そうじゃない場合はフロントに預けておく、ということになった。そこの高級コンドミニアムは24h対応のフロントデスクがあるので、こんなことが可能だった。また、事前に相手からの依頼でIDとしてパスポートのコピーを送付しておいた。
5. 当日、部屋で快適な時間を過ごす。
今回は、高級コンドミニアムに着いたら、家主の電話してみた。すると、左のビルでフロントデスクに鍵を預けてあるからそこで受け取ってね、何かあればいつでも連絡をちょうだい、という感じだった。フロントデスクに行って、家主の名前をつげると封筒に入った鍵を渡してくれた。その際には、来訪者リストにサインをしておく必要があった。なお、そのときには事前に送付していたパスポートのコピーもあったので、どうやらこの高級コンドミニアムに入る人のIDを登録しているようであった。
だいたい、こんな感じで利用できた。どんな感じかドキドキしたけれど、かなり快適だった。利用のポイントはこんな感じだ。
・決済はすべてAirbnbを通じて行われて、現地決済する必要がないので楽
・空いている部屋を選び、家主にコンタクト通知するのですぐに決まるわけではない
・鍵のやり取りなどは家主と直接やり取りする必要がある
・海外の部屋を借りる場合は、英語ができないと厳しい
・タオルは部屋にあったが、ない部屋もあるらしいのできちんとコメントを読んでおく必要がある
どんな部屋だったのか
さて、借りた部屋はどんな部屋だったのか。ICONというBonifacio Global Cityにある高級コンドミニアム。場所はとてもいいところ。裏手にはゴルフ場もある。
コンドミニアムのエントランスはこんな感じだ。クリスマスの季節なので、クリスマスツリーがある。もちろんプールやジムもついている。
エレベーターで25Fにあがるとこんな感じだ。
部屋は1ルームでこんな感じ。一つのベッドとソファ、そしてテーブルがあった。冷房もあるし、シャワーもきちんと温水が出る。バスタオルも二つ用意されていた。とってもキレイな部屋だ。自宅のような感じで落ち着く。
部屋からはこんな眺め。都会の高層ビルだ。
Airbnbとても満足度が高かった。このクラスのビルの部屋だと、この近辺のホテルでは、F1ホテルやセダホテルのようなクラスだ。それらはきちんとしたサービスはあるものの、1泊1万円以上する。それに比べるとかなり安い。お得に気楽に泊まれるいいサービスだ。こういった新しいC2Cサービスは利用してみないとその価値がわからない。信頼性から利用に躊躇する人は多いだろうが、ティッピングポイントを超えれば面白くなる。ぜひ利用してみよう!
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