マニラに出来た和民に行ってきた
11月10日、マニラのMall of Asia (MOA) に和民(ワタミ)がオープンした。和民は、T.G.I. Friday’sやItalianni’s などのレストランをフィリピンにて展開するBistro Groupと組んでフィリピンに進出した。日本の会社がフィリピンに進出した、となればどんな感じなのか興味があり、自分の目で見てきた。
和民はMOAの海側の2Fにあった。入口の外には席もあり、夜間や混雑時にはそこで食事をすることもあるのかもしれない。行ったのは、昼2時くらいだったため、混んでいるということはなかった。和民というと居酒屋だが、フィリピンでは飲まない人も多いためか、予想通り昼からしっかりとレストランとしてオープンしていた。
中に入ると、「いらっしゃいませ~~」とスタッフ全員で声がかかる。ちゃんとトレーニングされている。日本の居酒屋に見られるような仕切りはなく、一般のレストランと同じような内装。スタッフはたくさんいる。人件費は安いので数でカバーすることができるからか。
では、メニューはどうか。こちらが全メニュー。
メニューを開いてみて気付いたことが一つ。これ、日本の和民と同じメニューなのかわからない・・・人気メニューとかかれていてもわからない。なすの浅漬けとか、たこわさとか、豆腐とか、お酒のつまみとなるような一品物が余りないという印象。ししゃも250peso(500円)、日本だと300円くらいだからちょっと高い。フィリピンでは魚介類は高いので仕方がないかなと思うが、その他のものも和民にしては、少し高い値段かもしれない。一人単価550peso(約1100円)を想定しているとのことで、日本のいわゆる居酒屋ではなく日本食レストランとして売っていくのだろう。
初日ということもあってか、食事中にスタッフが何度も食事はどうですか?とか、アンケートお願いします、とか声をかけてきた。現地のGMもどうですか?と声をかけてくる。また、ビストログループ店舗共通で20%Offになる1年間有効のチケット1500peso(約3,000円)のセールスもやってきた。初日だからなのか、毎回になるのか、そこはわからない。
食事の味としては、日本の味。日本の居酒屋に出てくる料理と同じような味。ししゃもやサラダなど、日本とほぼ変わらない。お酒のつまみとして頼めるようなものが少ないので、居酒屋的な利用としては疑問だが、日本の味を食べたいときにはありな場所だと思う。位置づけとしては、モールにある日本食レストランよりも、より日本の味になっているレストラン。日本の和民をそのまま持ってきて、夜が居酒屋でメイン、昼はやってないあるいは定食、という形式ではなく、ローカライズして日本食レストランとして昼から夜までやってます、お酒も用意してますよ、というスタイルに感じる。日本らしい日本食レストランが増えていくのは嬉しいですね。
次の11月16日(金)には50%off sale をやるらしい。お近くの方はぜひ行ってみてはいかがだろうか。
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