Geeks on a Beachに参加してきた
今回で3回目を迎えたGeeks on a Beachに初めて参加してきた。ギークがビーチに集まるよ!という会合だ。で、ビーチはどこ?というとフィリピンのボラカイ。おととしはボラカイ、去年がセブで、今年はまたボラカイになったようだ。ボラカイは、マニラから飛行機で1時間弱くらい。朝6時の飛行機で7時くらいに着いた。もちろんプロペラ機。
Caticlan空港についたら、近くの港まで行って、そこで船に乗って島へいく。当日は雨が激しく降っていて、さらにサンダルではなく靴を履いていたので、なかなか大変だった。スーツケースは、20php程度で船まで運んでもらった。
8時過ぎくらいにはホテルに到着。そこで荷物だけ置いてGOAB会場のCrown Regencyへ。登録ブースにいくと、いろんなフィリピンスタートアップ関連企業が。
メイン会場へ行ってみる。事前のスケジュール表では、8:30AMにはオープニングセレモニーが始まる、とあったが全然そんな様子はない。がらんとしている。そこはやはりフィリピンタイム。時間通りには始まらない。
メイン会場の後ろでは、企業ブースがあっていろんなことを展示していた。VCもいれば、できたてほやほやの企業もいる。
10時くらいになってだろうか、ようやく始まった。フィリピンっぽい始まり。どんな感じになるのかなぁって思ったけど、丸テーブルも手伝ってだろうか、多くの人が聞いてない。全然聞いてない。
いろんなセッション始まっても、やっぱり聞いてない人多い。面白い話もあったり、そうでないのもあったり。むしろ、この時間はいろんな人と話す時間という感じでもあった。午後になると、50人くらい入る部屋でのセッションもあった。そちらのほうは、小さいからか、ちゃんと聞いている人が多かった。内容は様々で、事業家とエンジニアのスピードデーティングセッションだったり、1minピッチだったり、面白いものも多かった。
夜は、ボラカイのビーチにてパーティー。100人くらいは参加していただろうか。こっちのほうが昼より盛り上がっていた。
光るボールをスマホで操作できる、なんていうものもあった。海に入っても大丈夫で、結構面白かった。ドローンも会場に飛ばしたりしていたりして、新しいチャレンジをしていて面白い。
日本人も負けじと、日本人魂を見せつけ、夜の海に飛び込んだり、夜の砂浜で埋もれたりと、がんばっていた。
翌日も同じような感じで進んだ。一番盛り上がったのは、スタートアップによるピッチイベントだったんじゃないだろうか。5社程度が5分程度のプレゼンを行い、内容を説明した。結構プレゼン、プロダクトの完成度に差はあったけど、面白かった。
この会でいろんな人と話せた。VCの人、オーストラリア人でセブでネットプロバイダー事業やってて、オンライン英会話事業者がシェアの15%占めてる人、マニラでスタートアップ向けシェアオフィスやってる人、これからマニラで起業しようとしている人、などなど。全体的にフィリピン人よりも外国人のほうが多かったかな、という気がする。
時間通りに始まらない、当日になってプログラムが変わる、ネットはつながらない、ケータイの電波も入らない、など、日本のイベントと比べてはいけないくらい運営はぐだぐだだった感はあるけど、フィリピンだとこれが標準なのかもしれない。会のチケットは2種類あって、高いほうは登壇者とのランチテーブルが一緒、なんていう特典が入っていたけど、そんなのちゃんとあったんだろうか、などなど。ただ、面白い試みもいろいろやっていて、腕につけたタグにスマホでタッチすることで、セッション来訪者を確認していたり、写真を撮ってそのあとにタグにタッチしてFacebook上でのタグ付けに利用したり。
全体を通じて、講演ではもっとフィリピンで活躍しているスタートアップの話、プレゼンが聞きたかったな、というのが感想。来年はどうなるんだろうか。
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