家族に経営の考え方を使ってみると



先日、グロービス学長の堀さんの話を聞いた。そのときに会社経営と家族の話になった。

 

会社経営では、経営理念やビジョンを作り、戦略を作って実行していく。目標・KPIを設定し、それを振り返る。そんなことを普通にやっている。だけれども、「家族」というものに目をやった場合、同じことを出来ていない人が多い。

 

「家族」も経営だと思えばよい

まずは、家族における理念、ビジョンを作る。どんな家庭にしたいのか。子供にはどんな教育方針でやっていくのか。そういったことをきちんと話し合って作っておく。そうすると、いざ実行となったときに迷うことなく行っていくことができる。

 

さらに、通常の会社と同じように家族にもMBO (Mangament by Objective: 目標管理) を導入する。年初に家族それぞれの人が適切な目標をたてる。逐次、その進捗状況を確認し、1年後に振り返りを行い、また新たな目標を設定する。

 

堀さんは、子供からのフィードバックで言われたことをもとに「週に3回、家でみんなと夕食を食べる」ということを設定しているそうだ。今は週4回に目標があがった(?)らしい。海外出張で家を離れる場合は借金が出来るので、それを挽回しなくてはいけない。それもふまえてきちっと計画してやっているそうだ。今回の講演も、夕食を家で食べてきたあとに来たそうだ。そういった努力をしていくことできちんと達成することができる。

 

家族においても経営の考え方を使う。「家族」をうまく運営していくために大事なことだろうと感じる。





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