外務省で英語力に目標:TOEFL100点以上
昨日、こんなニュースがあった。
外務省は2016年度から、入省する職員に国際的な英語力テストTOEFLで100点以上(またはIELTSで7・0以上)の獲得を目標に課すことを決めた。
入省時から即戦力として高い英語力を身に付け、外交現場での交渉に役立てるのが狙いだ。
16年4月以降に入省予定の内定者を対象とし、入省までにテスト結果の提出を求める。今春入省予定の総合職の新卒内定者約30人のうち、内定時の達成者は3割程度で、入省時までの達成を努力目標とする。
他省庁から大使館などへの出向者についても、推薦の目安として各省に示すほか、外部から起用する大使については、海外勤務や大学などの留学経験が2年以上ある場合、免除する。
外務省では入省後、英語やフランス語、中国語など専門語学ごとに語学研修を行うが、「英語以外が専門でも、欧米の外交官と対等に意見交換できる英語力が必要」(幹部)と全員に同じ目標を設けた。中国や韓国では、欧米の大学に進学した学生が外交官になる例が多く、英語による交渉力の差への危機感がある。
外務省の人は入ってから留学したり、海外に駐在したりするので、それなりの英語力は必須。なので、入省前にTOEFL100点以上の獲得を目標に課すのは非常にいいと思う。TOEFL100点というと、StanfordのMBAとかの足切りがそれくらいの点数であり、とっても難しい。TOEICに馴染みのある人であれば、最低でもTOEICでほぼ990点取れる実力がないと、TOEFL100点は取れないだろうと思われる。
それくらいの難易度であるが、海外滞在経験なしでも勉強すればもちろん達成できる。外務省クラスであれば、ぜひこれは必須としていってほしい。ちなみに一番のネックはTOEFLの費用じゃないだろうか。1回の受験で230$もかかる。結構難しい試験なので、基準点に達するまでに何度か受けることもしばしば。そう考えると、大学生にはちょっと大きな負担。
できるだけ少ない回数で得点を取るには準備が必須。4技能全てが問われるので、万遍なくやる必要がある。TOEFLテスト英単語3800などできちっと単語力をつけてReadingやListeningを突破しよう。TOEFLのスピーキング対策なら、レアジョブでも提供中なので、それを活用して得点をあげていこう。
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