未来を感じる!30秒に1回写真を自動で撮るライフログカメラ narrative clip を使ってみた
小さい端末を身につけておくだけで、勝手に写真を撮影していってくれる面白いライフログカメラがあるらしい。なんだか未来を感じて面白そう!と思ったので早速注文してみた。そのカメラの名は、narrative clip。
サイトから黒のクリップ、3ヶ月間利用可のものを注文してみた。229ドル。ちなみに、写真はクラウド上にあげられ、スマホアプリから見れるようになっている。だから、3ヶ月間利用可というのは、クラウドに写真を保存しておく期間が3ヶ月ということだ。それ以上利用したい場合は、毎月9ドルかかる。
待つこと約1ヶ月。やっとnarrative clip が自宅に届いた。中身はこちら。
想像通り、小さくてシャツとかかばんとかにつけられる。早速PCにソフトウェアをここからインストール。登録も完了させ、スマホアプリもインストールして準備完了。ちょっと試しに端末をシャツにつけたり手に持ったりしてみる。そして、端末をPCに接続してみた。すると、おおお、勝手にクラウドにアップロードされていく。数枚ならば数分で作業が完了する。記念すべき1枚目はこんなの。
どのタイミングで撮られるのかわからないから、微妙なものになる。ただ、ダブルタップすると、一応写真が撮れることになっている。ただ、結構うまくいかないことがある。
外行くときに付けてみた。シャツの胸ポケットにつけると、重みで下向きの写真ばっかりが撮られる。イマイチなので、肩掛けかばんの紐のところにクリップをつけたりするのがいい。クリップをシャツのポケットに入れるなど、暗い状態では写真が撮られないようになっている。そのため、夜になるとかなり明るいところでないと写真は撮られない。一日撮ってからアップロードすると、スマホアプリで写真を全部見られるまでには結構時間がかかる。寝る前にPCに接続して朝起きたらスマホで見れるっていう感じだ。
使い始めて一週間、なんとなくどういう感じで使っていくとライフログとして残っていって面白いのか、ちょっとずつ実感し始めた矢先に、ある欠点に気がついた。その欠点は何かというと、なくしやすいということ。服とかバッグにつけておいたりするので、どこかで取れてもわからないかもなぁと思っていた。実際、何度かひっかかったりして地面に落ちるということがあった。だが、結末は意外な形で訪れた。
マニラ出張中、narrative clip をバッグのポケットにしまっておいた。エレベーターに乗るとき、エレベーターキーを取り出そうとして、バッグのポケットをあけて取り出したら、一緒にnarrative clip も飛び出してコロコロコロ。エレベーターの隙間にきれいに落っこちていった。これは救出不能。たった一週間という短い命で終了….
使い勝手が悪いなぁっていうところは多々あるけど、未来を感じる製品。ここから何かしらの進化を遂げれば、ライフログカメラが流行る日が来るのではないか、そう感じさせてくれた。