教育×インターネットのイベントEdTech Night! に出てみて
「教育×インターネット」の未来を切り開くイベント EdTech Night! が開催された。
その中でのスタートアップ企業による3minのライトニングトーク(短時間のサービスプレゼン)のトップバッターとして登壇させていただいた。目黒雅叙園のこんな場所で300名ほどの観客がいた。いい舞台。
こういう場でのスタートアップ企業のプレゼンでは、どんな課題を解決してどう世界を変えるのか、変えたいのか?それはどういう方法で実現するのか?という、Why -> How -> What の順でのプレゼンが一番良い。その後、どういう結果が出ているのか、それを以て今後どうしていくのかを入れる。また、デモを入れてどういうものが実際に出来ているのかを一目でわかってもらえるようにすることも重要。なので、たった3分という短時間の中にデモも入れてプレゼンした。
5社によるプレゼンが終わったあとは、パネルディスカッション。IT×教育について語られる。感じられる課題は、どうやって学習を継続させるのか。学校のような場なら比較的強制力はあって継続させることは可能だが、一般コンシューマー向けだと強制力はなかなか働かない。ここがサービスを作る上でのポイントの一つになるであろう。やれば学習効果は高い、というものでも使ってもらえなければ学習効果はあがらない。そこのバランスをうまくとったものでないと、いいサービスにならない。
また、どうやって儲けるのか?というのも一つのポイント。ビジネスとして継続的にサービス提供を行うためには利益を生む必要がある。教育×ITではどういうモデルがありうるのか。まだまだ手探り状態という感じだ。
今回はソーシャル×教育という切り口でアプリ「えいぽんたん」を提供し、教育関連事業を始めたドリコムさんが主宰されていた。本格的に一つの柱とされていかれるようでうれしい。今後は海外事例のディスカッション、および、国内海外でマネタイズがうまくいっている事例のディスカッションなどがあるともっと盛り上がるんではないだろうか。