アーカイブ ‘ 2013年 1月6日

フィリピンの本屋にあった日本に関する書籍

先日、マニラのBonifacio high street にあって、スターバックスも併設されている Fully Booked という4階まである大きな本屋をぶらっとしていた。色んな本が置いてある。椅子に座って本を読んでいる人もいる。地べたに座って本を読んでいる人も多数みかける。

 

ビジネス書のコーナーをぶらっとしていて、日本の著者のものや、日本に関連することはないのかなと見ていた。並んでいた「世界を変えた起業家」という本には日本人の名前はなかった。残念。何か日本が世界に発信できているものはないかと探していると、日本に関する本で見つけられたのは、TOYOTA WAYに関する本だ。その他だと、ほとんど見当たらないなぁと思っていたら、あった。

 

この2つの本を見つけた。”Japanamerica: How Japanese Pop Culture Has Invaded the U.S.“ 日本のポップカルチャーがどうやってUSに?!というもので、興味を持って中身を見てみたら、ポップカルチャーとはアニメのことだった。”Japanese Schoolgirl Confidential: How Teenage Girls Made a Nation Cool” こちらの本はタイトルの通り、女子高生に関する本。アニメ系に関しては、アジアにも広く浸透していて、日本=アニメ、という印象はあるだろう。先日もフィリピンで、るろうに剣心のSAMRUAI X という映画が上映されていたが、とても人気があったようだ。Facebook の Feed にいくつも SAMURAI X の話題が流れてきていた。アニメは世界で圧倒的に勝っている日本の分野だと思うので、さらに積極的に日本として推していくべきなんだろうと思う。

 

Japanamerica: How Japanese Pop Culture Has Invaded the U.S.
 フィリピンの本屋にあった日本に関する書籍

 

Japanese Schoolgirl Confidential: How Teenage Girls Made a Nation Cool
 フィリピンの本屋にあった日本に関する書籍

 

 

もう一つ本を見つけた。”The Shibumi Strategy: A Powerful Way to Create Meaningful Change”  「しぶみ」に関する本だ。日本の文化ともいえる「しぶみ」を「禅」と関連付けて語っているようだ。ちなみに、SHIBUMI って検索すると、こんなページも出てきた。
http://www.shibumi.com
SHIBUMIという会社のSHIBUMIというサービス。そこのサイトに渋みの意味が載っていた。

 

shibumi (渋み) (noun) shi-bu’-mi
A state of “effortless perfection” or simplicity achieved through a cycle of refinement and understanding that frees one from stress and anxiety when faced with an obstacle.

 

こういう意味で使われているんですね。日本の美意識の部分が海外に伝わっていくことは、嬉しいこと。アニメ(オタク文化)と、禅や渋みなど言葉には表しにくい日本の美意識に関する文化、この2つの強いところをさらに強くしていければ、より日本のことが広まっていくんじゃないだろうか。

 

The Shibumi Strategy: A Powerful Way to Create Meaningful Change

 フィリピンの本屋にあった日本に関する書籍


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