君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?
「君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?」 田村耕太郎著
Twitter で田村耕太郎氏が本に関するコメントをがんがんリツイートして目にする機会が多かったので、思わず買ってしまった。本を出した時に、その書評に関連するものをいい意見、悪い意見含め手当たり次第リツイートしていく、ということは効果あるようだ。
田村氏とはとあるロビー活動のお手伝いとして、2,3年前、一度議員会館にてお会いしたことがある。その際には、とても頭のキレル方で語学も堪能だという印象を受けた。しかし、それ以上に国会議員とは思えないファッションにびっくりした。名刺のデザイン、スーツやネクタイ、かなり奇抜で特徴的だった。そんな一風変わっていて、精力的な印象のある田村氏なので、その内容もおのずとそうなっているものと思った。
海外に出ると見えていないことが見えるので、海外に出てみよう
本書で言いたいことは、日本と言う小さな視点だけでなく、世界という広い地域に目を広げてみようということだ。日本の人口の約60倍の人が世界にはいる。それを考えれば世界に目を広げたら色んな凄い人がいるということは自明なことだ。だからこそ世界に出てみよう。そんな人たちからいっぱい刺激を受けることができ、異なった考え方を吸収することができるので海外に出てみることは良い体験になる。ちなみに、これはビジネス面だけでない。日本で彼氏彼女が出来ない、いい人がいない、と嘆いている人がいたとしたら、世界に目を向けてみよう。選択肢がぐっと広がる。視点をぐっと広げてみると、より多くのことを見ることが出来る。ただし、日常から飛び出して、新たな世界に踏み込むのは勇気のいること。個人的には、通常の旅行でいいので異文化の地域に出かけ、地元の人に混じり話を聞いてみたりするだけでも十分刺激になると思う。
英語は必須条件
著者は海外に出て、体験してみよとは言ってるものの、同時にそこには高いハードルも存在していることを述べている。その一つが英語である。現地でビジネスをするにしろ、大学で学ぶにしろ、英語がないと話にならない。必死になって英語を勉強する必要があると述べている。英語の勉強では、目標を定めて、きっちりと詰め込んでいくことが重要と。今の時代、英語を勉強する環境は過去にないくらい整っている。もちろん、スカイプを使ったオンライン英会話もその一つと紹介いただいていた。ありがとうございます。
読者のターゲットは、大きなことを成し遂げたいという意識の高い学生、ビジネスマンであるため、留学、MBAの話題が多い。しかし、異文化を理解し、考え方の裾野を広げることはどんな人にとっても有意義なこと。TVやネットの情報だけで、「現場」に出たことない人はぜひ外に出て体験してみよう!
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