ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由



ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』 岩田松雄著

 ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由

 

スターバックス、ボディショップの社長を務めた岩田さんの本。私たちは何のために働いているのか?を問いかけている本。ミッションが大事であり、それが原動力になる。7つの習慣の原則と同じ概念。

 

ミッションをベースに考えると、企業で働くにあたっては、企業にはどんなミッションがあり、それを心から意識しているのか、ということが問われる。また、企業は社員を大切にしないとミッションを達成することができない。ミッションを達成させるために、スタッフにミッションを徹底教育し、権限委譲’をして、その実現のための自主性と創造性を発揮してもらうとよい。そうすると、マニュアルだけでは対応できないことができる。そのエクスペリエンスに価値があり、ミッションがあるからこそエクスペリエンスが生まれる。

 

この本ではミッションをベースにすべて語られているが、それを表す良い質問がこれだ。

「もし起業するのなら、あるいはどこかの会社を経営者として任されるのなら、どんな会社を作りたいですか?」

この質問への回答、いろんなものがあるだろう。ミッションを意識したときの一つの回答はこちら。

「社員が宝くじで3億円当たったあとでも働き続けたいと思う会社を作りたい!」

これは働く動機がお金じゃなくて別のところにあるということ。これが会社の真の存在目的であろう。会社はある目的を達成するためにあり、それを達成させるために人が集まり、組織が構成されていく。理想のようでもあるが原点でもある。





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